出版社内容情報
村田 純一[ムラタ ジュンイチ]
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内容説明
新しい「文化モデル」の探究。「ユニバーサルデザイン」という新しい文化的・社会的要請にたいして、どう考えていくべきなのか。障害者をふくめた「共生」の多様性という課題に哲学的・思想的に応答する試み。
目次
第1部 社会構成主義の可能性(社会構成主義と技術文化の民主化―予防原則の役割;社会構成主義と人工物の権力論)
第2部 ユニバーサルデザインとは何か(ユニバーサル・デザインについて;社会批判としてのユニバーサルデザイン―または福祉社会のための科学技術批判について;アクセシビリティはユニバーサルデザインと支援技術の共同作業により実現する ほか)
第3部 「ユニバーサルデザイン」の哲学(技術を構想する権利はあるのだろうか?;「参加」のデザイン―ユニバーサルな社会のために;技術と環境―生態学的観点から ほか)
著者等紹介
村田純一[ムラタジュンイチ]
1948年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授(科学史・科学哲学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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