ジェントリフィケーションと報復都市―新たなる都市のフロンティア

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ジェントリフィケーションと報復都市―新たなる都市のフロンティア

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  • サイズ A5判/ページ数 404,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623070015
  • NDC分類 361.78
  • Cコード C3036

内容説明

ジェントリフィケーションは「都市開発」や「都市再生」の先端的取り組みとして近年認知が広がってきた。しかしこれまで正面から取り扱った研究は少ない。そんななかでもジェントリフィケーション研究の古典として評価の高い本書は、都市への投資とその引揚げがもたらす機制を理論的に解き明かすと同時に世界各地での事例も取り上げた、21世紀の「都市開発」の光と闇に迫る一書である。

目次

イントロダクション(「アベニューBの階級闘争」―ワイルド・ワイルド・ウエストとしてのロワー・イーストサイド;ジェントリフィケーションはダーティ・ワードか?)
第1部 ジェントリフィケーションの理論に向けて(ローカルな議論―「消費者主権」から地代格差へ;グローバルな議論―不均等発展;社会的な議論―ヤッピーと住宅をめぐって)
第2部 グローバルなことはローカルなこと(市場・国家・イデオロギー―ソサエティヒル;キャッチ=22―ハーレムのジェントリフィケーション?;普遍と例外をめぐって―ヨーロッパの三都市)
第3部 報復都市(ジェントリフィケーションのフロンティアを地図化する;ジェントリフィケーションから報復都市へ)

著者等紹介

スミス,ニール[スミス,ニール] [Smith,Neil]
1954年スコットランド生まれ。セント・アンドルーズ大学を卒業しジョンズ・ホプキンス大学大学院に進学。デヴィッド・ハーヴェイの指導のもと1982年に同大学で博士号を取得。コロンビア大学で教職を得たのち、ラトガーズ大学教授、ニューヨーク市立大学教授を歴任した。2012年没

原口剛[ハラグチタケシ]
1976年千葉県生まれ、鹿児島県育ち。2007年大阪市立大学大学院文学研究科後期課程修了。現在、神戸大学大学院人文学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roron

2
都心回帰現象やクリエイティビティなど消費選好によって説明されがちなジェントリフィケーションを、「地代格差」を突いた不動産資本の利潤最大化と低所得者層の排除にあるとし、地主や自治体などの諸アクターの働き、さらにジェンダーやエスニシティがいかにジェントリフィケーションに利用されるかを説明する。インナーシティの再開発は郊外の終わりを意味せず、ポストフォーディズム下のグローバルな不均等発展の文脈に位置づけられる。もっとも、地代格差論を全てのジェントリフィケーションに当てはめられるかは疑問が残るところ。2023/09/04

水無月十六(ニール・フィレル)

1
人文地理学分野。ジェントリフィケーションとい単語をよく知らなかったので読み進めるのがしんどいところがあった。第2章でジェントリフィケーションについての議論過程などが書かれているので、第2章から読み始めるべきかも。立ち退きを伴う再開発という理解だがもっと深いように思えるので、勉強が必要か。報復都市の話は現代日本のヘイトスピーチにつながるような話で参考になった。2015/04/23

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