内容説明
心理学各分野の一流の専門家たちが集結し、心理学を本格的に学ぶ読者のために作ったテキスト。「臨床」「発達」「知覚・認知」「社会」というオーソドックスな分野を網羅し、さらに「先端トピック」も解説。最新の研究成果も踏まえて、心理学の標準的な知見を提供する。大学院入試などにも対応できる。
目次
第1部 臨床心理学(心理療法―悩みや問題への対峙;行動療法・認知行動療法―行動と認知の関係性を考える ほか)
第2部 時間の中の人間発達(子ども・青年期―発達を知ることは人間を知ること;成人・老年期―喪失と獲得の時期 ほか)
第3部 実験で知る心の機能(生理―脳を知り心を知ろう;感覚・知覚―心の入り口を科学する ほか)
第4部 社会・文化と個人の心(パーソナリティ(理論・検査)―個性をどのように表わすか
自己・対人認知―実験による把握 ほか)
第5部 先端トピック(環境―行動とともにあるもの;少年司法と心理臨床―「司法臨床」のアプローチ ほか)
著者等紹介
サトウタツヤ[サトウタツヤ]
佐藤達哉。立命館大学文学部教授
北岡明佳[キタオカアキヨシ]
立命館大学文学部教授
土田宣明[ツチダノリアキ]
立命館大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カンナバーレ
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章ごとに読みやすさが異なる(いいな、と思える章もある、いちおう)。ところどころ、アレな記述が目立つ(だいたい、その章の執筆者は「教授」だったりする(すべての教授がアレというわけではないが…))。特に14章は壊滅的だ。読者に理解させようと書いているとは思えないやっつけ仕事っぷりである。テーマは一通りさらっているけど、あまりいい本ではなかったかもしれない。2016/08/15
えむ
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心理学の概説書。分量のためか、細かい事項については解説が行き届いていない印象も若干受けたが、広く浅く心理学の諸分野を概観するのに有効か。2018/04/17