内容説明
1990年代初頭のバブル崩壊後、日本経済は20年以上の長きにわたり停滞から脱却できないでいる。本書では、その理由を日本国内の理由だけではなく、世界経済との関わりから考えることを目指している。中国やインドの台頭、対日直接投資の減少、輸出シェアの低下など、世界との関わりが小さくなっていく負のスパイラルから脱し、日本経済の活力を取り戻すために、今何をすべきなのか。
目次
序章 世界経済における日本の課題
第1章 アメリカと日本
第2章 中国と日本
第3章 ヨーロッパと日本
第4章 ロシアと日本
第5章 東アジアと日本
第6章 インドと日本
第7章 ラテンアメリカと日本
第8章 アフリカと日本
終章 グローバリゼーションと日本経済
著者等紹介
西島章次[ニシジマショウジ]
1949年神戸市に生まれる。1978年神戸大学大学院経済学研究科博士課程修了。1994年経済学博士(神戸大学)。神戸大学副学長、神戸大学経済経営研究所教授、在ブラジル日本大使館公使を歴任。2012年7月28日歿
久保広正[クボヒロマサ]
1949年大阪府に生まれる。1973年神戸大学経済学部卒業。現在、神戸大学学長補佐・大学院経済学研究科教授、博士(経済学)、日本EU学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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