新・minerva福祉ライブラリー
ジェンダーで学ぶ生活経済論―福祉社会における生活経営主体

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  • サイズ A5判/ページ数 211p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623057191
  • NDC分類 365
  • Cコード C3336

内容説明

『ジェンダーの生活経済論』(2000年刊)の全面改訂。現在の新しい個人、家族、世帯のあり方を十分に踏まえ、生活経済における課題に、福祉社会における主体的生活経営という視点を入れ鋭く迫る。給与所得者世帯の収入の源泉である賃金と企業の社会的責任を結びつけるほか、自営や、増えつつある年金生活者といった非給与所得者世帯の家計収支についても広く目を向ける。アンペイドワーク、貧困、多重債務、ESDと生活経済の関連にも着目する。

目次

生活経済論のパラダイム
第1部 生活経済のジェンダー分析(生活の単位―個人・家族・世帯とジェンダー;消費と人間そしてジェンダー;雇用と賃金に対する企業の社会的責任;家計収入・支出の構造に見るジェンダー―給与所得者世帯を中心に;自営業・農家・年金世帯の家計とジェンダー―非給与所得者の家計)
第2部 再生産領域を問い直すジェンダー視点(アンペイドワークと家計―家事・ボランティアの評価と家計貢献;生活の社会化と家計―新しい家事労働と家計支出の発生;貧困の日常化と家計―貧困の女性化と多重債務者;生活手段とサービスの体系―消費者物価指数統計から;環境と調和した消費・生活様式へ)
福祉社会における生活経済

著者等紹介

伊藤セツ[イトウセツ]
北海道大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。昭和女子大学名誉教授。経済学博士。(社会政策学、生活経営学)

伊藤純[イトウジュン]
昭和女子大学大学院生活機構研究科生活機構学専攻修了。昭和女子大学人間社会学部准教授。博士(学術)。(生活経営学、高齢者福祉)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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