内容説明
九〇年代以降日本では、急激な社会変化のもと少子化・核家族化はさらに進み、「基礎的生活習慣が身についていない子ども」「過保護・甘やかせ過ぎの親」など、家庭教育力の低下が指摘されつづけています。本書では、文部科学省による六カ国の子どもを持つ父親・母親を対象とした「家庭教育についての国際比較調査」に基づき、家族の現状や子育てについての親の意識・実態をわかりやすく整理し、各国の子育て支援プログラムにもふれながら、今後の課題に提言を行います。
目次
1章 世界の家族と子育ては今
2章 子育ての父母分担は世界いろいろ
3章 世界の父親と家族との関わり
4章 子どもへの期待と子育ての悩み
5章 親になるための教育、親のための教育
6章 支えあう社会での子育て
著者等紹介
牧野カツコ[マキノカツコ]
お茶の水女子大学名誉教授
渡辺秀樹[ワタナベヒデキ]
慶應義塾大学教授
船橋惠子[フナバシケイコ]
静岡大学教授
中野洋恵[ナカノヒロエ]
国立女性教育会館研究国際室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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