内容説明
「南部化するアメリカ」と「アメリカ化する世界」。誰もが知っているナイキやネスレやマクドナルド…。営利至上の世界企業が支配するグローバル経済の最底辺から、「最悪の形態の労働」にあえぐ子供たちの実像が浮かび上がる。コーヒーやサッカーボールや携帯電話など、身近にあふれる商品に埋め込まれた驚くべき実態を一望する警世の書。
目次
第1部 写真篇 働く子供・働かされる子供・あそぶ子供
第2部 本篇 世界企業・世界商品・児童労働(問題のとらえ方;子供たちをとりまく惨状;産業革命と児童労働;おいしいものと子供の奴隷;べんりなものと子供の奴隷;たのしいものと子供の奴隷;いまわしいものと子供の奴隷;セレブなものと子供の奴隷;グローバル化と共生の原理)
著者等紹介
下山晃[シモヤマアキラ]
1954年大阪府生まれ。日本大学商学部大学院、大阪府立大学経済学部大学院研究生、九州共立大学経済学部専任講師・助教授を経て、大阪商業大学総合経営学部教授 博士・経済学(大阪府立大学)。国立民族学博物館共同研究員(2005年~2008年)
辰本実[タツモトマコト]
1967年大阪市生まれ。1986年広島県立高陽東高校卒業。1992年同志社大学商学部卒業。旧ユーゴスラヴィア内戦を皮切りに世界各地を取材。テーマは戦争。2005年同志社大学学生支援課勤務。テーマはコミュニケーションの溝の克服。2008年同校退職。取材活動を再開。テーマは共生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroki Nishizumi
ゆうな
学生
samandabadra
北区のまき