内容説明
人はなぜ働くのか、どのように働けばいいのか。ますます多様化する人間と労働の関係について、古今東西の哲人や偉人の思想を踏まえたうえで、哲学、倫理学、経済学、経営学、心理学、社会学など様々な観点から再評価する。
目次
第1部 人にとって「働く」とはどういうことか(働くということ―偉人はどう考えたか;人間にとって労働とは―「働くことは生きること」;人間にとって余暇とは―余暇の大切さと日本人の思い;仕事意欲―やる気を自己調整する)
第2部 働く人を取り巻く諸問題(職業の倫理―専門職倫理に関する基礎的考察;21世紀における「よい仕事」とは何か―企業倫理学からの応答;ベーシック・インカム―働くということが当たり前ではない時代の生活保障;ソーシャルファイナンスに見る、これからの「働き方」―育てつつ事業を行う可能性;経済と倫理―公正でより善い社会のために)
著者等紹介
橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
1943年兵庫県生まれ。1973年ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了。Ph.D.。現在、同志社大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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