人類学で世界をみる―医療・生活・政治・経済

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  • サイズ A5判/ページ数 303p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623051137
  • NDC分類 389
  • Cコード C3036

出版社内容情報

現代世界の様々なトピックを取り上げて、「人類学する」ための研究方法を具体的に解説する。

内容説明

具体の人々の生活をもっと深く知ろうと渇望し、未知の暮らしへと思い切って足を踏み入れたとき、人類学することが始まる―。本書は、現代世界の身近なトピックを用いて「人類学する」ことを具体的に解説する。

目次

第1部 医療(在宅介護―家庭/社会という「幸福」を求めて;セルフヘルプ・グループ―非同一的なコミュニティとしての ほか)
第2部 生活(自分探し―フィジーから考える;葬儀と葬儀社―死ぬこと、はたらくこと ほか)
第3部 政治(難民―現代ドイツの教会アジール;反日感情―国史認識とその相互作用 ほか)
第4部 経済(地域通貨―社会に埋め込まれた経済、再び?;ビジネス・パーソンの経営学―ソフトな専門家の職業生活 ほか)

著者等紹介

春日直樹[カスガナオキ]
1953年生まれ。1981年大阪大学大学院人間科学研究科中退。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Saiid al-Halawi

8
「自分探し」とか「貧乏」とか「代理母」とかの現代的なターム、それと「学問」と呼ぶにはおよそ不完全な経営学とか経営学とか経営学とか、そういうものに対してサブシディアルな価値判断を提示する本書。人類学っていうとレヴィ=ストロースとかボアズみたいな、神話素とかアルゴンキン祖語とかの未開の社会に分け入って・・・みたいなイメージしかなかったけど、そんなイメージを払拭してくる1冊でした。2013/04/21

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