死の予告―医療ケアにおける予言と予後

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  • サイズ A5判/ページ数 319p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623046560
  • NDC分類 492
  • Cコード C3036

内容説明

重い病気の見通し(予後)をどう診断し、その患者にそれをどのように伝えるかによって医療ケアはよくも悪くもなる。それにより患者の命の最後を悲劇とさせる恐ろしい結果さえもたらせる。この臨床能力は日本の医師には非常に欠けている。本書はN.A.クリスタキス博士がアメリカのシカゴ大学医学・社会科学部門の協力で多数の医師への調査から、その実態を解析した報告である。

目次

第1章 医学における予後
第2章 予後診断の利用法
第3章 予後の診断における誤りと説明責任
第4章 予後の診断をめぐる専門職の規範
第5章 患者に予後を伝えること
第6章 自己成就的予言
第7章 楽観主義と悲観主義の儀礼化
第8章 予後を診断する義務

著者等紹介

クリスタキス,ニコラス・A.[クリスタキス,ニコラスA.][Christakis,Nicholas A.]
ハーヴァード大学

進藤雄三[シンドウユウゾウ]
1954年生まれ。1980年京都大学文学部卒業。1986年京都大学大学院文学研究科博士課程中退、京都大学博士(文学)。大阪市立大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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