出版社内容情報
各国の女性労働の現実と今後の進展を探る。
内容説明
世界的な男女平等実現への歩みを理解するために。背景にある様々な要員を視野に、女性労働の現実と今後の進展を探る。
目次
ジェンダー・バランス社会の創造に向かって―男女の労働権および職業・家族的責任と社会参画の調和のために
日本の女性労働―理想と現実のギャップ
中国の女性労働―国有企業の「工人」から非国有企業「民工」へ
韓国の女性労働―IMF経済危機以後の動向
タイの女性労働―経済成長の主役を演じた女性たち
アメリカの女性労働―社会進出の動向とワーク/ライフ
フランスの女性労働―職業人として生きるとき
ドイツの女性労働―社会進出の現状と両立支援策の新動向
イギリスの女性労働―機会均等への取り組み
ノルウェーの女性労働―高度な女性就労支援策となお残る男女格差
中東イスラーム圏の女性労働―多様な労働と女性の尊厳
タンザニアの女性労働―生きることは働くこと
女性労働の国際比較―日本の現状とその変革のチャンス
著者等紹介
柴山恵美子[シバヤマエミコ]
元・名古屋市立女子短期大学教授。国民教育文化総合研究所・研究議員。専攻:女性労働論・EU(欧州連合)男女均等政策論。所属学会:日本EU(欧州連合)学会・ジェンダー法学会
藤井治枝[フジイハルエ]
東京農業大学客員教授(経営学博士)。NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事。専攻:労務管理論・女性労働論
守屋貴司[モリヤタカシ]
奈良産業大学経営学部教授(社会学博士)。労務理論学会幹事・年報編集委員。専攻:人的資源管理論、国際人的資源管理論、産業社会学、キャリアデザイン論
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