Minerva人文・社会科学叢書
現代法理論論争―R.ドゥオーキン対法実証主義

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  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623041404
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C3332

出版社内容情報

自然法と法実証主義の伝統的対立の最新の動向を検証。

内容説明

近年、法理論での関心は正義論に偏りがちだが、法とは何か、という重要な問題については、自然法論と法実証主義という伝統的対立が続いている。本書は、この対立をハート以後の動向までを対象として概観し、ドゥオーキンの新たな著作も検討範囲に、それに対する批判も検討する。また海外と日本の法思想・法理論の対比を行い、今後の司法的裁定論、法解釈方法論、法価値論を模索するための一助となることをめざす。

目次

第1章 法とは何か―自然法論と法実証主義の対立・接近
第2章 R.ドゥオーキンの法理学と権利論―『法の帝国』以前
第3章 R.ドゥオーキンの解釈的法理論―『法の帝国』以後
第4章 現代法実証主義の諸形態―R.ドゥオーキンと対比して
第5章 現代法実証主義の諸側面―残された諸問題
補論 日本における法思想・法理論の展開

著者等紹介

深田三徳[フカダミツノリ]
1942年島根県生まれ。1967年同志社大学大学院法学研究科修士課程修了。現在、同志社大学大学院司法研究科(法科大学院)教授。専攻、法哲学、法思想史
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