「方法」としての人間と文化

「方法」としての人間と文化

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  • サイズ A5判/ページ数 228p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623039920
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C3036

内容説明

私たちにとって文化とは、いかなる意味を持つのか。文化の特徴的具体的な現象や側面に光をあて、それぞれの問題ごとに独自の観点や手法を用いて、現代社会における人間と文化について理解を深める。そして同時に、多様な文化現象に翻弄されないための「道しるべ」を提示する。

目次

人間と文化を考えるために
第1部 「わたしと知」の次元(「あかずきんちゃん」と『ロビンソン・クルーソー』―民話の世界から「わたくしの物語」の世界へ;社会科学および社会学における「ロビンソン問題」;アイデンティティの行方)
第2部 「スタイルと表現」の次元(ひとつの仮想美術展―世紀の転換期と表象のディスクール;身体表現の世界;ファッションと「私らしさ」の文化装置―ファッション人間学試論)
第3部 「かかわりと社会」の次元(アソシエーションの歴史と現代の公共圏;ボランティアと市民社会;若者の関わり合いと社会病理 ほか)

著者等紹介

佐藤嘉一[サトウヨシカズ]
1938年生まれ。東北大学文学研究科博士課程単位取得。現在、立命館大学産業社会学部教授。専攻は社会学理論、社会学史、人間論
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