広報・広告・プロパガンダ

津金沢 聡広/佐藤 卓己【責任編集】

ミネルヴァ書房（2003/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 293,／高さ 22cm
• 商品コード 9784623039364
• NDC分類 361.45
• Cコード C3336

出版社内容情報

【内容】
「宣伝」とは何か――
研究史の流れのなかで全体を位置づけ、宣伝編・世論編・広報編・広告編および展望編の５部構成により、広報・広告・プロパガンダの研究の歴史と現状の課題を明らかにする。

【目次】
序　広報・広告・プロパガンダ
　一　宣伝編
１　「プロパガンダ」の世紀と広報学の射程
　　――ファシスト的公共性とナチ広報…………佐藤卓己
２　現代政治キャンペーンの理論と技法……平林紀子
　二　世論編
３　「世論」（せろん／よろん）概念の生成…宮武実知子
４　戦略的世論調査の技法……………………稲葉哲郎
　三　広報編
５　現代日本の企業広報――現状と課題………猪狩誠也
６　行政広報の変容と展望――理論と実践のはざまで
　　　　…………………………………………上野征洋
７　環境コミュニケーション――欧米・日本の現状と課題
　　　　…………………………………………清水正道
　四　広告編
８　アメリカ広告文化史………………………常松　洋
９　広告メディアとしての戦時期婦人雑誌
　　――『主婦之友』の流行案内を中心に……石田あゆう
10　ブランド広告の理論………………………青木貞茂
　五　展望編
11　ネット広告の機能…………………………柴内康文
12　広告のカルチュラル・スタディーズ……難波功士
コラム
政治と建築………………………………………井上章一
欧州の公共圏と「パブリック・リレーション」…林　香里
時代の気分をリードする……………………佐藤友美子
広告とフェミニズム…………………………池田恵美子
索　引

内容説明

研究史の流れのなかで全体を位置づけ、宣伝編・世論編・広報編・広告編および展望編の５部構成により、広報・広告・プロパガンダの研究の歴史と現状の課題を明らかにする。

目次

第１部　宣伝編（「プロパガンダの世紀」と広報学の射程―ファシスト的公共性とナチ広報；現代政治キャンペーンの理論と技法）
第２部　世論編（「世論」（せろん／よろん）概念の生成
戦略的世論調査の技法）
第３部　広報編（現代日本の企業広報―現状と課題；行政広報の変容と展望―理論と実践のはざまで；環境コミュニケーション―欧米・日本の現状と課題）
第４部　広告編（アメリカ広告文化史；広告メディアとしての戦時期婦人雑誌―『主婦之友』の流行案内を中心に；ブランド広告の理論）
第５部　展望編（ネット広告の機能；広告のカルチュラル・スタディーズ）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[falshy]

広報・広告・プロパガンダ研究の概説書。現代政治キャンペーン、世論/輿論の概念、戦略的世論調査の技法、あたりの章が個人的に興味深かった。

2010/07/01