内容説明
増えつづける医療保障費抑制のため、過需要を減らす目的でケアを統制管理する、1980年代にアメリカで普及したシステム、マネジドケア。本書は日本の社会保障にも導入を検討されているこのマネジドケアを平易に解説した、医療・福祉・介護関係者必読の書。
目次
第1章 マネジドケア導入の背景
第2章 マネジドケアの誕生から現在まで
第3章 医療制度改革へのスタート
第4章 マネジドケアとは何か
第5章 医療保険における患者の立場
第6章 薬剤費の高騰と抑制
第7章 問題解決していく臨床事例
第8章 練習・復習問題から学ぶマネジドケア
資料編
監訳者補論 日本のマネジドケアの光と陰
著者等紹介
ボールダー,ロバート・A.[ボールダー,ロバートA.][Baldor,Robert A.]
1983年バーモント大学医学部卒業。1987年マサチューセッツ大学医学部ハーネマン家庭医学センター勤務。マサチューセッツ大学医学部家庭医学・地域医療学科教授副学科長。アメリカ家庭医学会(FAAFP)会員。医学博士
住居広士[スミイヒロシ]
1956年生まれ。1987年岡山大学大学院医学研究科修了。医学博士。1998年ミシガン大学老年医学センター留学。広島県立保健福祉大学教授。社会福祉士・介護福祉士
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