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Minerva福祉ライブラリー
イギリスの社会福祉と政策研究―イギリスモデルの持続と変化

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  • サイズ A5判/ページ数 358p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623036929
  • NDC分類 369.1
  • Cコード C3336

出版社内容情報

【内容】
わが国の制度改革に影響を及ぼしたコミュニティケア改革の背景やその帰結を解明するとともに、家族政策、福祉多元化の動向など、80年代以降の政策展開を多面的に分析。制度改革をめぐる政策議論に一石を投じた普遍主義論をはじめ、イギリスの政策研究に関する論考も収録。一貫して社会福祉政策論に取り組んできた著者初の単著。

【目次】
 一 コミュニティケア政策の展開と制度改革
解説
1 計画システムの形成と変容:「ガイドライン・アプローチ」から「資源移転アプローチ」へ/2 自治体福祉行政におけるコミュニティ志向アプローチ:パッチ・システムの展開と分権的多元主義/3 改革志向の自治体福祉行政:ケント県におけるコミュニティケアの展開/4 コミュニティケア改革:その背景、内容と実施経過/5 制度改革実施後のコミュニティケア:改革の成果・限界と新たな政策展開
 二 家族・コミュニティと福祉政策
解説
6 社会福祉における市民参加:ボランティア、インフォーマルケア、利用者参加/7 人口・出生動向と家族政策の展開:家族・ジェンダーの変容のなかで/8 イギリス社会と家族介護:家族介護の限界と新たな支援策の模索
 三 社会政策研究のイギリス的展開
解説
9 社会福祉研究のイギリス的特質とその変容:コミュニティケア政策の展開のなかで/10 普遍主義‐選別主義論の再検討:イギリス・日本の政策展開との関連で/11 コミュニティケア実践プロジェクト:その実施経過と評価研究/12 サービス開発への取り組みと評価研究:ケント・プロジェクトと近隣ケア・プロジェクトの事例
終 イギリスの福祉政策と政策研究:日本にとっての示唆

内容説明

わが国の制度改革に影響を及ぼしたコミュニティケア改革の背景やその帰結を解明するとともに、家族政策、福祉多元化の動向など、80年代以降の政策展開を多面的に分析。制度改革をめぐる政策論議に一石を投じた普遍主義論をはじめ、イギリスの政策研究に関する論考も収録。一貫して社会福祉政策論に取り組んできた著者初の単著。

目次

第1部 コミュニティケア政策の展開と制度改革(計画システムの形成と変容―「ガイドライン・アプローチ」から「資源移転アプローチ」へ;自治体福祉行政におけるコミュニティ志向アプローチ―パッチ・システムの展開と分権的多元主義;改革志向の自治体福祉行政―ケント県におけるコミュニティケアの展開 ほか)
第2部 家族・コミュニティと福祉政策(社会福祉における市民参加―ボランティア活動、インフォーマル・ケア、利用者参加;人口・出生動向と家族政策―家族・ジェンダーの変容のなかで;イギリス社会と家族介護―家族介護の限界と新たな支援策の模索)
第3部 社会政策研究のイギリス的展開(社会福祉研究のイギリス的特質とその変容―コミュニティケア政策の展開のなかで;普遍主義‐選別主義論の再検討―イギリス・日本の政策展開との関連で;コミュニティケア実験プロジェクト―その実施経過と評価研究 ほか)
社会福祉におけるイギリス研究の意味―まとめに代えて

著者等紹介

平岡公一[ヒラオカコウイチ]
1955年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得修了(社会学専攻)。社会保障研究所研究員、明治学院大学教授等を経て、現在、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科教授。専攻は社会福祉論、社会政策論
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