Minerva現代経済学叢書
地域中小企業論―中小企業研究の新機軸

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  • サイズ A5判/ページ数 218p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623036264
  • NDC分類 335.35
  • Cコード C3333

出版社内容情報

【内容】
中小企業論から地域中小企業論へ――
これまでの中小企業論を歴史的に分析、「地域」の視点から再構築する
本書は、これまでの中小企業論を歴史的に分析、いかに地域の視点が欠落していたかを見るとともに、中小企業論を「地域」の視点で再構築していく必要性と具体的展開方法を論じる。

【目次】
はしがき
序 章 問題の所在と本書の構成

 第1部 地域中小企業論の研究枠組み
第1章 中小企業研究と地域
第2章 中小企業政策から地域産業政策の時代へ

 第2部 地域から視た中小企業の実態
第3章 産業集積と「人本モノづくり」
第4章 都市型中小工業の実態と熟練技能者
第5章 都市型産業の地方展開と熟練技能者の
    育成方策
第6章 地場産業(問屋制下請)に関わる問屋の
    東西比較
第7章 国際化の進展と地域卸売業の変容
第8章 零細小売業の存立条件
第9章 北九州市の産業構造と企業行動
第10章 地域特性からみた北九州市小売業の現
    状と小売振興方策

内容説明

本書は、これまでの中小企業論を歴史的に分析、いかに地域の視点が欠落していたかを見るとともに、中小企業論を「地域」の視点で再構築していく必要性と具体的展開方法を論じる。

目次

第1部 地域中小企業論の研究枠組み(中小企業研究と地域;中小企業政策から地域産業政策の時代へ)
第2部 地域から視た中小企業の実態(産業集積と「人本モノづくり」;都市型中小工業の実態と熟練技能者―東大阪市と大田区を例に;都市型産業の地方展開と熟練技能者の育成方策―金型を例に;地場産業(問屋制下請)に関わる問屋の東西比較―ねじ、かばん・袋物を例に
国際化の進展と地域卸売業の変容―ボリューム商品の輸入に活路を見出す大阪の卸売業 ほか)

著者等紹介

池田潔[イケダキヨシ]
1957年生まれ。1979年大阪市立大学経済学部卒業。日立製作所、大阪府立産業開発研究所を経て、現在、北九州市立大学北九州産業社会研究所助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。