社会と家族の心理学

社会と家族の心理学

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  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623030415
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C3011

出版社内容情報

【内容】
流動する社会とともに個人の生き方が大きく揺れ動いている。
そのなかで「家族」は、DINKS・単親家族から同性のカップル、単身者による共同生活など、さまざまな展開をみせ、家族概念そのものが問い直されている。
先行する現実を追い、新しい局面を迎えつつある家族研究の最前線。
心理学の視点がとらえた、個人と家族そして社会の行方とは。

【目次】
母親と子の結合と分離
* 子育てをめぐる母親の心理
* 家族役割とジェンダー
* 働く母親,多重役割の心理学
* 親になること,親であること
* 子どもの価値観(value of child)
* 父親・男性の発達
* 家庭内暴力・親子不適応

内容説明

本書は、社会変動と連動して変化しつつある家族の発達の諸相を、最近の心理学の研究動向から跡づけ明らかにすることをめざしてつくられました。ここ数十年来の研究の流れを視野にいれて展望するとともに、最近のオリジナルな研究や最新の理論も含めて書かれています。

目次

序 社会変動と家族の変容―家族の文化と社会の文化
社会変動と家族の変容・発達―社会変動の発達心理学へ
「寄養」から見た現代中国社会の家族と子育て
社会と家族の心理学 母親と子の結合と分離―アタッチメント理論の検討を通して
子育てをめぐる母親の心理―乳幼児期の子育ての“つらさ”はどこから来るのか
家族役割とジェンダー
“働く母親”、多重役割の心理学―個人化する家族のなかで
親になること、親であること―“親”概念の再検討
子どもの価値―社会変動と人口革命の下で
父親・男性の発達
家庭内暴力・親子不適応