ことばと心の発達<br> 赤ちゃんの認識世界

ことばと心の発達
赤ちゃんの認識世界

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  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623030057
  • NDC分類 376.11
  • Cコード C3311

出版社内容情報

【内容】
主に赤ちゃんから乳幼児までの発達の問題をそれぞれの研究領域から報告する。
発達心理学ばかりでなく、小児科学や工学からも参加し、人間の発達をさまざまな側面から捉えた七つの論文は、それぞれに新しい研究方法をとりいれ、創意工夫がなされ、現在日本の研究水準を一歩抜きんでるものである。

【目次】
1乳児の運動能力を測定する     小西行郎(福井医大)
2エントレインメントと親子のきずな 渡辺富夫(岡山県大)
3模倣することの意味        池上喜美子(金沢大)
4「注意」することはどう発達するか 松沢正子(日本学術振興会)
5「共同注意」と「参照」行動    別府 哲(岐阜大)
6「動き」から「ふり」へ      落合正行(追手門学院大)
7「心の理論」の誕生        子安増生(京大)
あとがき              正高信男(京大霊長研)

内容説明

本書はヒトの乳幼児のものや人などの環境とのかかわりの発達に焦点が当てられている。胎児・乳児の運動能力から、引き込み、初期模倣など母子間の初期のインタラクション、さらに注意の発達から視線によるコミュニケーション、ものや他者の心の知識についての研究成果が述べられている。これらは言語の成立の基盤をなすものであり、この研究領域の学生、専門家に新しい知見を提供するものとなるだろう。

目次

胎児・乳児の運動能力
エントレインメントと親子の絆
模倣することの意味
「注意」の発達
視線によるコミュニケーション
ものの知識の獲得
心の理解の発達