出版社内容情報
【内容】
都市エスニシティは，日本都市社会学の「知の地平」をゆさぶるインパクトを秘めている。このテーマをめぐり，広い分野からアクチュアルな問題を提起する画期的論集。
【目次】
序論 都市エスニシティの社会学 奥田道大
第一部 「越境」する人びとの生き方と磁場
第1章 沖縄を根茎として 桃原一彦
第2章 済州島から横浜へ 高 鮮★
――1980年代来日者の定住の試み――
第3章 新疆ウイグル自治区から大都市へ 李 天国
――少数民族の多重的新回路――
第二部 「文化、資本、エスニック・ネットワーク」の新回路
第4章 エスニック・タウンとしての「神戸南京町」 大橋健一
――地域の磁力と都市エスニシティの動態――
第5章 エスニック・ビジネスの生成に関する事例的研究 白岩砂紀
――広がるネットワークと起業家精神――
第6章 エスニック・メディアのジレンマ 町村敬志
――ロスアンジェルス日本系メディアを事例に――
第三部 共生と隔離の新実態を読む
第7章 外国人居住者と地域社会の変容課程 奥田道大
第8章 あいまいな「日本人」カテゴリーをめぐって 田嶋淳子
第9章 地域社会と民族関係 稲月 正
――日本人と在日韓国・朝鮮人との「結合－分離」志向――
第10章 同化・融合理論をこえて 水上徹男
――多様性にむけて――
第四部 都市エスニシティの社会理論
第11章 都市の多様な生活世界とアーバン・エスノグラフィー 高木恒一
第12章 エスニシティ・ジェンダー・社会階層 堤 要
第13章 都市エスニシティとコミュニティ 広田康生
――都市社会学的認識の一様相――
あとがき
内容説明
アクチュアルな問題を提起する。都市エスニシティのテーマは、日本都市社会学の「知の地平」をゆさぶるインパクトを秘めている。本書は、いまだ十分には論じられていないこのテーマをめぐって、各執筆者がそれぞれのフィールドから、きわめてアクチュアルな問題を提起する。待ち望まれた画期的な論集である。
目次
序論 都市エスニシティの社会学
第１章 沖縄を根茎として
第２章 済州島から横浜へ
第３章 新疆ウイグル自治区から大都市へ
第４章 エスニック・タウンとしての「神戸南京町」
第５章 エスニック・ビジネスの生成に関する事例的研究
第６章 エスニック・メディアのジレンマ
第７章 外国人居住者と地域社会の変容過程
第８章 あいまいな「日本人」カテゴリーをめぐって
第９章 地域社会と民族関係
第１０章 同化・融合理論をこえて
第１１章 都市の多様な生活世界とアーバン・エスノグラフィー
第１２章 エスニシティ・ジェンダー・社会階層
第１３章 都市エスニシティとコミュニティ
