Basic books<br> 世界経済史―世界資本主義とパクス・ブリタニカ

Basic books
世界経済史―世界資本主義とパクス・ブリタニカ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 301,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623027699
  • NDC分類 332
  • Cコード C3333

出版社内容情報

【内容】
1820~1914年までの「パクス・ブリタニカ」の時代を対象として,一国経済史を超えた新しい視角からアプローチ。複雑な世界経済的関連が明らかにされるユニークな「世界経済史」。

【目次】
序章 経済史=世界経済史という思想と方法

1 産業革命の時代(一八二〇~一八四〇年)
第1章 奴隷貿易と産業革命
1 ウィリアムズ・テーゼ
2 十八世紀における奴隷貿易の構造
3 イギリス産業革命と大西洋システム
4 マンチェスターとリヴァプール

第2章 合衆国の棉花生産と世界金融市場
1 棉花ファクター制度
2 合衆国の銀行制度
3 ロンドン世界金融市場と棉花金融

第3章 産業革命と対アジア貿易
1 産業革命と綿工業
2 イギリスの機械制綿工業製品とインドの綿業
3 イギリスの対アジア貿易とインド支配

2 自由主義の時代(一八四〇~一八六〇年代)
第4章 東インドにおける鉄道業の発展と近代的植民地の建設
1 イギリス産業革命と東インドの〈開発〉
2 イギリスのインド鉄道キャンペーン
3 インドにおける鉄道建設の展開
4 インド鉄道業の世界経済史的意義

第5章 ヨーロッパ大陸諸国の工業化とイギリス
A ドイツの工業化と自由主義
B フランスの工業化とイギリス

3 帝国主義の時代(一八七〇~一九一四年)1
第6章 中近東の包摂
A イギリス・ロシアの角逐とペルシア帝国銀行
B イギリスの植民地銀行とエジプト

第7章 英連邦経済体制の樹立
A カナダとオーストラリア
B 「名誉自治領」アルゼンチン

第8章 アフリカへの経済進出

第9章 アジアをめぐる世界経済的連関
A 中国への進出をめぐる日本とイギリス
B 十九世紀後半のアヘン貿易

4 帝国主義の時代(一八七〇~一九一四年)2
第10章 ロンドン証券市場における外国証券
1 十九世紀後半におけるイギリス海外投資の量的発展
2 イギリス海外投資の決定要因
3 イギリス証券市場の質的発展

第11章 ロンドン保険市場の再編成
1 保険業の特徴とロンドン保険市場
2 海上保険市場――ロイズの発展
3 火災保険・生命保険と保険企業の成長
4 第一次大戦前後のロンドン保険市場

第12章 マーチャント・バンキングの変遷
1 十八世紀の国際金融
2 マーチャント・バンキングの先導者
3 新しい競争者
4 十九世紀後半のマーチャント・バンキング
5 十九世紀のマーチャント・バンクの評価

終章 <大不況>と世界資本主義の構造変動
1 自由主義の時代の世界資本主義
2 <大不況>の発生
3 世界資本主義の再編
4 長期好況の展開とその限界
5 パクス・ブリタニカの黄昏

目次

序章 経済史=世界経済史という思想と方法
第1章 奴隷貿易と産業革命
第2章 合衆国の棉花生産と世界金融市場
第3章 産業革命と対アジア貿易
第4章 東インドにおける鉄道業の発展と近代的植民地の建設
第5章 ヨーロッパ大陸諸国の工業化とイギリス
第6章 中近東の包摂
第7章 英連邦経済体制の樹立
第8章 アフリカへの経済進出
第9章 アジアをめぐる世界経済的連関
第10章 ロンドン証券市場における外国証券
第11章 ロンドン保険市場の再編成
第12章 マーチャント・バンキングの変遷
終章 「大不況」と世界資本主義の構造変動

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MIRACLE

0
18論文を収録。世界経済史という着想をのべた序章を編者が執筆者に配布し、執筆者はそれに目を通したという前提で各章を執筆している。一風変わった体裁をとった本だ。しかし編者の方針はあくまでガイドにすぎない。したがって編者による『 世界経済史の方法と展開』の方が、主張が首尾一貫していている分、高く評価できる。2012/07/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1859972
  • ご注意事項

最近チェックした商品