Minerva新社会福祉選書<br> 新 医療ソーシャルワーカー論―その制度的確立をもとめて

Minerva新社会福祉選書
新 医療ソーシャルワーカー論―その制度的確立をもとめて

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784623020874
  • NDC分類 369.9
  • Cコード C3336

出版社内容情報

【内容】
社会福祉士・介護福祉士の制度化で新しい局面を迎えた MSW の資格制度問題。医療職か福祉職か,課題は多い。本書は旧版を大幅に書きかえ,MSW の成立と現状を見つめつつ課題の方向を示す。

【目次】
第1部
第1章 MSWの発生史
第2章 R.キャボットの医療福祉思想
第3章 アメリカMSWの歴史と現状
第4章 英国における病院MSWの現況
1 英国の病院MSWのあゆみ
資料 病院におけるソーシャルワークの機能と組織(英国MSW協会)
2 その後の英国病院ソーシャルワーク
第5章 技術論
第6章 医療福祉の今日的課題――業務研究の意義――
第7章 資格制度化運動とMSWの発展
1 医療職か福祉職か――英国における動きを軸に
2 MSW資格制度化運動の経過と課題
第8章 MSWに期待するもの

第2部
第1章 浅賀ふさ先生のたどった足どり
――MSWの歴史のなかで――
第2章 英国社会福祉 1985「改革」を視る
第3章 アメリカの老人性痴呆対策と福祉サービス

資料
医療ソーシャルワーカー業務指針(1989年)
倫理綱領(日本ソーシャルワーカー協会、1986年)
医療ソーシャル・ワーカー倫理綱領(日本医療社会事業協会、1961年)
追記1 日本の資格制度問題
追記2 アメリカMSWをめぐる最近の状況
追記3 1990年代の英国の医療関連ソーシャルワーク

内容説明

いま、社会福祉士及び介護福祉士法の制定につづいて、医療ソーシャルワーカーの資格制度がとりあげられ、いくつかの理論的問題が論議をよんでいる。このときにあたり、本書は、旧版を大幅に改訂し、資格制度の確立をもとめて、MSWの発展に資するために、新しい素材を提供しようとする。

目次

MSWの発生史
R.キャボットの医療福祉思想
アメリカMSWの歴史と現状
英国における病院MSWの現況
技術論
医療福祉の今日的課題―業務研究の意義
資格制度化運動とMSWの発展
MSWに期待するもの
浅賀ふさ先生のたどった足どり―MSWの歴史のなかで
英国社会福祉1985「改革」を視る
アメリカの老人性痴呆対策と福祉サービス