出版社内容情報
【内容】
正義とは何か。正義のための戦争とは。正義は平和とどれほどの連関を持つのか。現代の代表的自然法論者であるＡ・カウフマンが，法哲学者として，現実に大国の狭間に生きるものとして，この問題への回答を試みる。
【目次】
第１部 正義－忘れられた平和への道
－ある政治的テーマについての法哲学者の思想－
１ この書物を著す理由
２ 正義と平和
３ 「正義に適った戦争」の理論
４ 核による威嚇は許されるか
５ 軍備の段階的縮小
６ 戦争の原因
７ 暴力の問題
８ 「正義に適った平和」の理論
９ 世界国家と世界平和
10 理性ある者のコミュニケーション共同体
第２部 正義の理論
－問題史的考察－
１ 問題の所在と問題史的考察
２ 正義論の展開
３ 二〇世紀の正義論
４ 関係的－人格的な存在論
目次
第１部 正義 忘れられた平和への道―ある政治的テーマについての法哲学者の思想（正義と平和；「正義に適った戦争」の理論；核による威嚇は許されるか；軍備の段階的縮小；戦争の原因；暴力の問題；「正義に適った平和」の理論；世界国家と世界平和；理性ある者のコミュニケーション共同体）
第２部 正義の理論―問題史的考察（問題の所在と問題史的考察；正義論の展開；２０世紀の正義論；関係的‐人格的な存在論）
