出版社内容情報
【内容】
戦時の有期的租税と平時の封建的収入が並存する二元的中世税制は，絶対主義→市民革命→近代国家の形成の過程で解体される。関税・消費税・炉税の徴税請負制の史的分析の中で，近代税制確立へのイギリスの道を探った
【目次】
第一章 関税とその徴税請負制の展開
第一節 チューダ朝における徴税請負制の試行
第二節 初期スチューアト朝における「大請負」の展開(1)
第三節 初期スチューアト朝における「大請負」の展開(2)
第四節 初期スチューアト朝における「大請負」の展開(3)
第五節 初期スチューアト朝における関税「雑請負」の展開
第六節 関税徴税請負制の終焉
補論 アイァランド関税の統合的徴税請負制
第二章 消費税とその徴税請負制の展開
第一節 消費税の成立とその位置づけ
第二節 内乱・空位期の消費税
第三節 王政復古期消費税をめぐる議会と国王
第四節 消費税「州別請負制」の展開
第五節 消費税「一括請負制」の展開
第六節 消費税徴税請負制の終焉
第三章 炉税とその徴税請負制の展開
第一節 炉税の成立とその概要
第二節 炉税と第二次英蘭戦争(1)
第三節 炉税と第二次英蘭戦争(2)
第四節 炉税業務近代化と請負制廃止
目次
第１章 関税とその徴税請負制の展開（チューダ朝における徴税請負制の試行；初期スチュアート朝における「大請負」の展開；初期スチュアート朝における関税「雑請負」の展開；関税徴税請負制の終焉；アイァランド関税の統合的徴税請負制）
第２章 消費税とその徴税請負制の展開（消費税の成立とその位置づけ；内乱・空位期の消費税；王政復古期消費税をめぐる議会と国王；消費税「州別請負制」の展開；消費税「一括請負制」の展開；消費税徴税請負制の終焉）
第３章 炉税とその徴税請負制の展開（炉税の成立とその概要；炉税と第二次英蘭戦争；炉税業務近代化と請負制廃止）
