目次
1 19世紀イギリスに固有な現象としての労働貴族―19世紀イギリス労働貴族研究をふりかえって(エンゲルスとレーニンの労働貴族把握;ホブズボームによる19世紀イギリス労働貴族把握;他の研究者による19世紀イギリス労働貴族分析;19世紀イギリス労働貴族研究批判)
2 アーティザンと労働貴族(機械工業におけるアーティザン;綿工業におけるアーティザン;アーティザンと労働組合)
3 社会成層とリスペクタビリティ(アーティザンにおける社会成層;労働者のリスペクタビリティ;リスペクタビリティの社会的意味)
4 トマス・ライトにみる尊敬されうるアーティザン(労働諸階級の構成;アーティザンと労働組合;リスペクタビリティ)
むすび―自由労働主義と労働党の成立(自由労働主義;「労働者代表委員会」の成立)