誓います―結婚できない僕と彼氏が学んだ結婚の意味

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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784622085966
  • NDC分類 367.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

同性カップルだからこそ、現代に結婚する理由を考えてみた──多様なパートナーシップが共存できる社会を目指す、自然体のアクション現代の結婚に意味はない? 人生の墓場? 結婚につきもののそんな疑問や不安に向き合いつつ、結婚の意味を探究するノンフィクション。それが婚姻の単なる損得勘定に堕さないのは、著者たちが婚姻制度に守られていない同性カップルだからだ。
驚くほど多彩なパートナーシップのあり方を見聞して考え抜いた二人は、ちょっと型破りな結婚観、そして納得の結末にたどり着く。読みながらあなたの結婚観も揺さぶられ、試されずにはいられない。婚姻につきまとう固定観念、そして広がりつつある虚無感への、痛烈な一撃となるか。
原著が書かれたのは’04年、ブッシュ大統領の再選ののち、米国で同性愛者への風当たりが強まっていた時期である。それだけに本書が同性婚に関して投げかけるメッセージは真直だ。《「同性愛者の居場所は? どんな形で家族制の中に組み込むのか? 彼らの市民としての権利、さらに彼らの人としての権利をどのように認めるのか?」同性婚賛成派はそれらの問いへの答えを持っている。僕たちゲイは市民のための制度すべての対象でありたい。同じ規則、同じ責任を適用してもらいたい、と。同性婚反対の人々の答えは──何なのか?》
著者の出世作『キッド』とともに、家族やパートナーシップの多様な形態が共存できる社会を目指す、等身大のアクション。

第 I 部 プロポーズ
第1章 ロード・トリップ
第2章 物議をかもす
第3章 内なる敵
第4章 一つ屋根の下
第5章 帰路

第 II 部 婚約
第6章 昔の結婚
第7章 今の結婚
第8章 拝借する
第9章 ブルー

第 III 部 急展開
第10章 プランナーに依頼する
第11章 五つのケーキ
第12章 四つの喧嘩
第13章 三つのセカンド・オピニオン
第14章 二つの至福の時
第15章 もう一度、最後の説得
第16章 見込みゼロ

謝 辞


訳者あとがき

ダン・サヴェージ[ダン サヴェージ]
1964生まれ。シアトルのローカル紙The Strangerのエディトリアル・ディレクター、作家。New York Times, Salon.com, Nest, Rolling Stone, The Onionなどへ論説を寄稿。彼が1991年にはじめたセックス・コラムSavage Love(“性愛と性癖についてのお悩み相談室”)は、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、アジアの紙誌で20年以上連載中。そのほか、ラジオパーソナリティ、TVコメンテイター/レポーター、シアトルの劇団「グリーク・アクティブ」の劇作家・演出家(キーナン・ホラハン名義)など、多彩な活躍をしている。パートナーのテリー、息子のD・Jとともにシアトルに在住。

大沢章子[オオサワアキコ]
翻訳家。1960年生まれ。訳書に、D・サヴェージ『キッド──僕と彼氏はいかにして赤ちゃんを授かったか』『誓います――結婚できない僕と彼氏が学んだ結婚の意味』、R・M・サポルスキー『サルなりに思い出す事など――神経科学者がヒヒと暮らした奇天烈な日々』(以上、みすず書房)R・ジョージ『トイレの話をしよう──世界65億人が抱える大問題』(NHK出版)、D・コープランドほか 『モテる技術 入門編』『モテる技術 実践編』(SBクリエイティブ)、J・ ロズモンド『家族力──「いい親」が子どもをダメにする』(主婦の友社)、C・ジェームス・ジェンセン『潜在意識をとことん使いこなす』(サンマーク出版)、ほか多数。

内容説明

現代の結婚に意味はない?人生の墓場?結婚につきもののそんな疑問や不安に向き合いつつ、結婚の意味を探究するノンフィクション。それが婚姻の単なる損得勘定に堕さないのは、著者たちが婚姻制度に守られていない同性カップルだからだ。驚くほど多彩なパートナーシップのあり方を見聞して考え抜いた二人は、ちょっと型破りな結婚観、そして納得の結末にたどり着く。読みながらあなたの結婚観も揺さぶられ、試されずにはいられない。婚姻につきまとう固定観念、そして広がりつつある虚無感への、痛烈な一撃となるか。著者の出世作『キッド』とともに、家族やパートナーシップの多様な形態が共存できる社会を目指す、等身大のアクション。

目次

第1部 プロポーズ(ロード・トリップ;物議をかもす;内なる敵;一つ屋根の下;帰路)
第2部 婚約(昔の結婚;今の結婚;拝借する;ブルー)
第3部 急展開(プランナーに依頼する;五つのケーキ;四つの喧嘩;三つのセカンド・オピニオン;二つの至福の時;もう一度、最後の説得;見込みゼロ)

著者等紹介

サヴェージ,ダン[サヴェージ,ダン] [Savage,Dan]
1964生まれ。シアトルのローカル紙The Strangerのエディトリアル・ディレクター、作家。そのほか、ラジオパーソナリティ、TVコメンテイター/レポーター、シアトルの劇団「グリーク・アクティブ」の劇作家・演出家(キーナン・ホラハン名義)など、多彩な活躍をしている。シアトルに在住

大沢章子[オオサワアキコ]
翻訳家。1960年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

20
ゲイのカップルが「結婚」にいたるまでの葛藤とドタバタを皮肉と毒のあるユーモアたっぷりに語ったエッセイ。同性婚反対の機運が高まっていた時期に書かれた本だけあって政治的な背景について触れられた部分も多く、そこらへんは感覚として分かりにくいところもあったけれど、それ以上に「どうして結婚しなければいけないのか」という命題を前にすると、ひとは(ゲイもストレートも変わりなく)なにかと考え込まずにいられないのだということが分かって面白かった。山あり谷ありで悩みながらも笑わずにはいられないエピソードも多く面白かったです。2017/07/05

pohcho

16
「キッド」の続編。今作のテーマは「結婚」。一人が働き一人が専業主夫となり息子を育てる二人がそもそも結婚してないことの方がおかしい気もするが、当時二人の住む州で同性婚は認められず、全米では同性婚反対の議論が巻き起こっていた。結婚は子供を産むためのもの?権利を得るためのもの?それとも・・。様々に思い悩むダンと共に結婚について考えさせられた。あけすけだけど繊細で昔気質のダン。女子力ならぬゲイ力高そうなテリー。6歳になった(!)D・J。ダンの家族も含め愛すべきファミリーに再び会えてとても嬉しく楽しく読了。 2017/07/05

モルテン

14
10年間付き合い続けた彼氏と6歳の養子の息子のいる作者が、結婚についてあれこれ考え、経験し、書いたエッセイ。作者も彼氏も息子も、3人とも結婚する気がない(結婚に反対している)のが面白い。作者はゲイだけれど、結婚についての考えは同性愛者だろうがストレートだろうが関係ない。けれど、作者はゲイゆえに、結婚については社会から・国家から干渉を受ける。結婚という個人的な営みなのに、いちいち大統領がどうしたとか、裁判でどうなったとか関係してくる。作者と一緒に怒ったり笑ったりしていたら、終盤まさかの落涙。ずるい。2017/10/31

だろうぇい

6
6歳の養子を同性パートナーと育てる著者の「結婚」を巡る奮闘記。同性婚が物議を醸す2004年のアメリカで、同性婚合法化を望みつつ自分の結婚には乗り気でない著者が、結婚の意味、同性婚批判の矛盾などについて、饒舌で軽妙だが鋭い考察を繰り広げる。結婚をせっつく母親、断固反対派の息子(!)など、個性溢れる家族に囲まれ、いつの間にか事態は進展し…。結末は、若いLGBTに将来の可能性を伝えるプロジェクト(It Gets Better)を始めた著者らしく力強いが、平等な権利が認められない現状に対する静かな憤りも印象的。2017/05/30

慧の本箱

5
前作『キッド』の続編。前回生まれたての赤ちゃんだったDJも小学生になって、中々手強い。そのDJとゲイのカップル、ダンとテリーとの三人家族。ダンとテリーの同棲10年目を記念して結婚するかしないかが今回のテーマ。負けず劣らず、こだわり満載、強力自己主張三人のすったもんだの顛末記。2017/11/12

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