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ゲンダイシャカイノシンワ 1957 ロランバルトチョサクシュウ 3
ロラン・バルト著作集〈3〉
現代社会の神話―1957
原書名:MYTHOLOGIES in OEUVRES COMPL`ETES(Barthes,Roland)

バルト,ロラン【著】〈Barthes,Roland〉 下沢 和義【訳】
みすず書房 (2005/02/23 出版)

409p / 21cm / A5判
ISBN: 9784622081135
NDC分類: 958

価格: ¥5,460 (税込)
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詳細

日常生活に隠されているブルジョワ・イデオロギーの濫用、自然らしさを押しつけてくる大衆文化の言葉づかいを批判して、「神話」をあばきだすこと。
記号学的批評が生まれた主著の全訳決定版。

1 神話集(プロレスする世界;アルクールの俳優;映画のなかのローマ人;休暇中の作家;貴族のクルージング;声にして盲目の批評;石鹸と洗剤;貧しき者とプロレタリア ほか)
2 今日における神話

***

『零度のエクリチュール』で颯爽と登場したバルトは、モーリス・ナドーが創刊した月刊誌『レットル・ヌーヴェル』の常連執筆者となった。1954年11月から1956年5月まで、一回に数編のエッセイを「今月の小さな神話」と題して連載した。「[日常生活のなかで]あたりまえのことが飾りたてられて示されているときの、そこに隠されていると思われるイデオロギーの濫用」を明らかにすること。この社会的な「神話」は衣食住から文化一般、裁判、植民地、スポーツにいたるまで、プチブル大衆社会にひそむ意味作用である。取捨選択、加筆して一本にまとめるにあたり、バルトは当時夢中になっていたソシュールに学んで記号学的アプローチで神話の全体を論じる(本書第二部)。これまで『神話作用』という題で抄訳しかなかった、初期バルトの主著。初めてその全貌が伝えられる。


ロラン・バルト(Roland Barthes)
1915年生まれ。フランスの批評家・思想家。1953年に『零度のエクリチュール』を出版して以来、現代思想にかぎりない影響を与えつづけた。1975年に彼自身が分類した位相によれば、(1)サルトル、マルクス、ブレヒトの読解をつうじて生まれた演劇論、『現代社会の神話(ミトロジー)』(2)ソシュールの読解をつうじて生まれた『記号学の原理』『モードの体系』(3)ソレルス、クリテヴァ、デリダ、ラカンの読解をつうじて生まれた『S/Z』『サド、フーリエ、ロヨラ』『記号の国』(4)ニーチェの読解をつうじて生まれた『テクストの快楽』『彼自身によるロラン・バルト』などの著作がある。そして『恋愛のディスクール・断章』『明るい部屋』を出版したが、その直後、1980年2月25日に交通事故に遭い、3月26日に亡くなった。バルトの単行本はすべて、みすず書房から刊行される。

下澤和義(しもざわ・かずよし)
1960年生まれ。1987年京都大学文学部卒業。1994年東京都立大学人文科学研究科博士課程を単位取得退学。パリIII大学博士準備課程修了。フランス現代文学・思想専攻。現在、専修大学商学部助教授。著書『芸術のイノヴェーション モード、アイロニー、パロディ』(共著、中央大学出版部)ほか。訳書 バルト『小さな神話』『小さな歴史』(以上、青土社)グロード/ルエット『エッセイとは何か』(法政大学出版局)ブータン『ルイ・アルチュセール 思想の形成』(共訳、筑摩書房)ブリュックネール『無垢の誘惑』(共訳、法政大学出版局)ほか。

石川美子(いしかわ・よしこ)
1980年、京都大学文学部卒業。東京大学人文科学研究科博士課程を経て、1992年、パリ第VII大学で博士号取得。フランス文学専攻。現在、明治学院大学教授。著書『自伝の時間――ひとはなぜ自伝を書くのか』(中央公論社)『旅のエクリチュール』(白水社)ほか。訳書 モディアノ『サーカスが通る』(集英社)フェーヴル『ミシュレとルネサンス』(藤原書店)『記号の国』(ロラン・バルト著作集7、みすず書房)『新たな生のほうへ』(ロラン・バルト著作集10、みすず書房)ほか。

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関連書:
バルト『テクストの快楽』
バルト『彼自身によるロラン・バルト』
ロラン・バルト著作集1『文学のユートピア』
ロラン・バルト著作集7『記号の国』
ロラン・バルト著作集10『新たな生のほうへ』

著者紹介

バルト,ロラン[バルト,ロラン][Barthes,Roland]
1915‐1980。フランスの批評家・思想家。1953年に『零度のエクリチュール』を出版して以来、現代思想にかぎりない影響を与えつづけた。1975年に彼自身が分類した位相によれば、(1)サルトル、マルクス、ブレヒトの読解をつうじて生まれた演劇論、『現代社会の神話』(2)ソシュールの読解をつうじて生まれた『記号学の原理』『モードの体系』(3)ソレルス、クリステヴァ、デリダ、ラカンの読解をつうじて生まれた『S/Z』『サド,フーリエ,ロヨラ』『記号の国』(4)ニーチェの読解をつうじて生まれた『テクストの快楽』『彼自身によるロラン・バルト』などの著作がある。そして『恋愛のディスクール・断章』『明るい部屋』を出版したが、その直後、1980年2月25日に交通事故に遭い、3月26日に亡くなった

下沢和義[シモザワカズヨシ]
1960年生まれ。1987年、京都大学文学部卒業。1994年、東京都立大学人文科学研究科博士課程を単位取得退学。パリ第3大学博士準備課程修了。フランス現代文学・思想専攻。専修大学商学部助教授

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