日本鉄道歌謡史〈1〉鉄道開業~第二次世界大戦

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日本鉄道歌謡史〈1〉鉄道開業~第二次世界大戦

  • 松村 洋【著】
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • みすず書房(2015/08発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622079347
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C1021

出版社内容情報

明治から現在まで、歌謡曲、ポップス、唱歌などから、鉄道を歌った歌をピックアップし、描かれた情景から日本の近現代史を読み解く。

■鉄道は人びとの暮らしを変え、社会を変えた。また、人びとの暮らしの変化、社会の変化は、鉄道を変えた。では、何がどう変わったのか。
■鉄道は近代国家日本の建設と、人びとの生活の近代化を推し進める強力な要因だったと、しばしば指摘される。そうだとすれば、鉄道の姿を通して、この国の人びとが体験した近代化の諸相を探ることが可能なはずだ。ただし、近代化を天下国家の視点ではなく、平凡な生活者の視点から捉える。
■多くの人びとにとって、鉄道が体現していた近代とはどのようなものだったのか。鉄道は庶民の意識や暮らしをどう近代化したのか。人びとの暮らしの近代化は、逆に鉄道をどう変えたのか。それらを時間の流れに沿って考察する。
■その際、鉄道を歌った庶民的な流行歌や愛唱歌などが格好の手がかりとなる。鉄道の歌を通して、人びとが体験した近代化のさまざまな側面を考える。さらに、私たちの社会が今、どのような未来に向かおうしているのか、も考える。
■著者・松村洋氏における鉄道への関心と音楽研究の専門家であることが見事に結びつき、本書は完成した。類のない切り口の大衆文化史。

はじめに ?T 鉄道という異物  ?U 鉄道の旅 ?V 都市を行く電車
?W 戦争と鉄道 参考文献

内容説明

“近代”を乗せ、歌のなかを汽車が行く。旅、駅、電車、都市と故郷、戦争…。鉄道を歌った流行り歌や愛唱歌を聴きながら、近代日本人の歩みをたどる歌謡史戦前編。

目次

1 鉄道という異物(しょんがいな(しょんがえ節) 一八七二年頃
開化気楽謡 一八七三年頃 ほか)
2 鉄道の旅(戒青年(欣舞節)(詞・横江鉄石) 一八九一~九二年頃
東北漫遊(愉快節)(詞・酔郷学人) 一八九五~九七年頃 ほか)
3 都市を行く電車(スカラーソング(詞・神長瞭月/曲・滝廉太郎) 一九〇九年頃
電車問題市民と会社(詞・不知山人/曲・のむき山人) 一九〇六年 ほか)
4 戦争と鉄道(日本陸軍(詞・大和田建樹/曲・深沢登代吉) 一九〇四年
鴨緑江節(詞・岡田三面子/伝承曲) 一九二〇年 ほか)

著者等紹介

松村洋[マツムラヒロシ]
1952年大阪生まれ。音楽評論家。考察対象はポピュラー音楽全般、とくに沖縄の音楽文化、タイを中心とした東南アジアのポピュラー音楽文化、日本流行歌史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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takao

1
ふむ2021/07/21

カットマン

1
タイトルから想像してた内容とかなり違っていた。鉄道歌謡などというものは、おそらく無い。著者が独自に選んだ音楽群である。それは、鉄道好きであり、タイのポップスにも精通したりしている音楽評論家が民衆史を論じるための、構図なのであった。柳田國男の世相史の引用もあり、これは吉本隆明を読んだ後でも、十分に知的興味をそそられる視座を持っている。鉄道という技術によって変化する日本人の意識を明治以来の通史として論じる野心的な研究書だった。単に鉄道唱歌の歴史でも扱った本だろう、くらいに思っていたら、良い方向に裏切られた。2018/01/27

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