- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > 海外文学
- > その他ヨーロッパ文学
出版社内容情報
ドイツ語圏の文学賞を総なめにした作家が受賞前後の様子を描いた、笑いと涙と感動がないまぜになった空前絶後の自伝的エッセイ集。
小説『消去』(2004、小社刊)で日本の読者の度肝を抜き、多くのファンを獲得したオーストリアの作家トーマス・ベルンハルト(1931-1989)。文学界のグレン・グールドとも評されるまさしく孤高の作家が、総なめにしたグリルパルツァー賞やビュヒナー賞等ドイツ語圏の最高の文学賞受賞時の状況を綴った私小説風エッセーと、3編の受賞の辞。文学賞受賞の場をスキャンダルに変えその内幕を描いた、笑いと涙と感動がないまぜになった空前絶後の書である。
グリルパルツァー賞/ドイツ産業連盟文化栄誉賞/自由ハンザ同盟ブレーメン文学賞/ユーリウス・カンペ賞/オーストリア国家賞文学部門賞/アントン・ヴィルトガンス賞/フランツ・テオドール・ツォコール賞/国家経済賞文学賞/ビュヒナー賞/スピーチ集3篇と退会の辞/編者付記/訳者あとがき
内容説明
小説『消去』で日本の読者の度肝を抜き、多くのファンを獲得したオーストリアの作家ベルンハルト。文学界のグレン・グールドとも評される孤高の人が、総なめにした文学賞受賞時の状況を綴った自伝的エッセー。笑いと涙と感動がないまぜになった、空前絶後の書。
目次
私のもらった文学賞(グリルパルツァー賞;ドイツ産業連盟文化栄誉賞;自由ハンザ都市ブレーメン文学賞;ユーリウス・カンペ賞;オーストリア国家賞文学部門賞;アントン・ヴィルドガンス賞;フランツ・テオドーア・チョコーア賞;連邦商工会議所文学賞;ビュヒナー賞)
スピーチ集(自由ハンザ都市ブレーメン文学賞授賞式のスピーチ;オーストリア国家賞文学部門賞授賞式のスピーチ;ゲオルク・ビュヒナー賞授賞式のスピーチ;退会の辞)
著者等紹介
ベルンハルト,トーマス[ベルンハルト,トーマス] [Bernhard,Thomas]
1931‐1989。オランダのマーストリヒト近傍に生まれる。1957年に詩集『地上にて地獄にて』でデビュー。20世紀のオーストリア文学のみならず世界文学を代表する作家・劇作家である
池田信雄[イケダノブオ]
1947年東京に生まれる。東京大学名誉教授。ドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harass
かもめ通信
三柴ゆよし
atomos
ぞしま