出版社内容情報
部族で対立する人類は、どのように協力し繁栄を手にしたか。「経済学的思考の力と重要性を最もはっきり実証してくれる本だ」デネット
内容説明
部族でいがみ合っていた人類は、どのように協調し、繁栄を手にしたのか。1万年の人類史を経済学で見とおす稀代の名著。経済生活にまつわる数々のトピックを探索しつつ、協力と信頼の観点からその仕組みを解き明かす。歴史学、生物学、社会学、人類学、心理学など、広範囲の学問分野を渉猟し、J・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』に匹闘するとも評される、人類経済の自然史。
目次
第1部 視野狭窄(責任者は誰?)
第2部 殺人ザルから名誉ある友人へ―なぜ人は協力できるのか?(人と自然のリスク;私たちの暴力的な過去 ほか)
第3部 予想外の結果―家族の結束から工業都市まで(都市―古代アテナイから現代マンハッタンまで;水―商品、それとも社会制度? ほか)
第4部 集合的行動―交戦国家から国家間の市場へ(国家と帝国;グローバリゼーションと政治活動 ほか)
著者等紹介
シーブライト,ポール[シーブライト,ポール] [Seabright,Paul]
トゥールーズ大学経済学部教授。トゥールーズ先端研究センター(Institute for Advanced Study in Toulouse)のディレクターであり、またロンドンの経済政策研究センター(Centre for Economic Policy Research)の主任研究官も務める。専門は産業組織論と競争政策、ネットワークの経済学とデジタル社会、行動経済学
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
1964年東京生まれ。東京大学都市工学科修士課程およびMIT不動産センター修士課程修了。大手調査会社に勤務、途上国援助業務のかたわら、翻訳および各種の雑文書きに手を染める
森本正史[モリモトマサフミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
Willie the Wildcat
壱萬弐仟縁
魚京童!
やまやま