出版社内容情報
人間の“言外の”意思伝達に初めて科学のメスを入れた最先端の研究から、イノベーションと物語が生まれる瞬間を切り取った注目作。
世界が注目する計算社会科学の最先端から、イノベーションと物語が生まれる瞬間を切り取ったホットなレポート。人が無意識に発する「正直シグナル」を解析するための新たなテクノロジーを開発し、“言外の”意思伝達が社会生活に及ぼす想像以上の支配力を明らかにする。さらに、正直シグナルが日常的に可視化され、人間のネットワークがもつ知性(ネットワーク・インテリジェンス)が積極的に活用される未来社会の可能性を描きだす。
プロローグ 神の視座/正直シグナル/社会的役割/他人の心を読む/サバイバル・シグナル/ネットワーク・インテリジェンス/賢い組織/賢い社会/エピローグ テクノロジーと社会//解説/訳者あとがき/原注/参考文献
内容説明
人間の正直すぎるシグナルを可視化するテクノロジーと「ネットワーク・インテリジェンス」の可能性を描きだす、MITメディアラボの先覚的研究。コミュニケーションの隠れた次元に迫る。
目次
プロローグ 神の視座
第1章 正直シグナル
第2章 社会的役割
第3章 他人の心を読む
第4章 サバイバル・シグナル
第5章 ネットワーク・インテリジェンス
第6章 賢い組織
第7章 賢い社会
エピローグ テクノロジーと社会
著者等紹介
ペントランド,アレックス[ペントランド,アレックス] [Pentland,Alex]
MITメディアラボ教授。組織工学、モバイル情報システム、計算社会科学の分野におけるパイオニアとして知られ、MITメディアラボのヒューマン・ダイナミクス・グループを設立者/ディレクターとして率いる。表情認識のための画期的なアルゴリズムを開発するなど、人間の社会的機能に関連する独創的な研究を展開し、コンピュータ・サイエンスの分野で最も被引用数の多い研究者の一人となっている。また、世界経済フォーラムではビッグデータおよび個人データに関するイニシアティブを専門家として主導する立場にある
柴田裕之[シバタヤスシ]
1959年生まれ。翻訳者
安西祐一郎[アンザイユウイチロウ]
1946年生まれ。独立行政法人日本学術振興会理事長。慶應義塾大学名誉教授、慶應義塾学事顧問。慶應義塾大学理工学部長、学校法人慶應義塾塾長などを歴任した。専門は認知科学・情報科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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