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正直シグナル―非言語コミュニケーションの科学

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  • サイズ B6判/ページ数 213,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622077367
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C1040

出版社内容情報

人間の“言外の”意思伝達に初めて科学のメスを入れた最先端の研究から、イノベーションと物語が生まれる瞬間を切り取った注目作。

世界が注目する計算社会科学の最先端から、イノベーションと物語が生まれる瞬間を切り取ったホットなレポート。人が無意識に発する「正直シグナル」を解析するための新たなテクノロジーを開発し、“言外の”意思伝達が社会生活に及ぼす想像以上の支配力を明らかにする。さらに、正直シグナルが日常的に可視化され、人間のネットワークがもつ知性(ネットワーク・インテリジェンス)が積極的に活用される未来社会の可能性を描きだす。

プロローグ 神の視座/正直シグナル/社会的役割/他人の心を読む/サバイバル・シグナル/ネットワーク・インテリジェンス/賢い組織/賢い社会/エピローグ テクノロジーと社会//解説/訳者あとがき/原注/参考文献

内容説明

人間の正直すぎるシグナルを可視化するテクノロジーと「ネットワーク・インテリジェンス」の可能性を描きだす、MITメディアラボの先覚的研究。コミュニケーションの隠れた次元に迫る。

目次

プロローグ 神の視座
第1章 正直シグナル
第2章 社会的役割
第3章 他人の心を読む
第4章 サバイバル・シグナル
第5章 ネットワーク・インテリジェンス
第6章 賢い組織
第7章 賢い社会
エピローグ テクノロジーと社会

著者等紹介

ペントランド,アレックス[ペントランド,アレックス] [Pentland,Alex]
MITメディアラボ教授。組織工学、モバイル情報システム、計算社会科学の分野におけるパイオニアとして知られ、MITメディアラボのヒューマン・ダイナミクス・グループを設立者/ディレクターとして率いる。表情認識のための画期的なアルゴリズムを開発するなど、人間の社会的機能に関連する独創的な研究を展開し、コンピュータ・サイエンスの分野で最も被引用数の多い研究者の一人となっている。また、世界経済フォーラムではビッグデータおよび個人データに関するイニシアティブを専門家として主導する立場にある

柴田裕之[シバタヤスシ]
1959年生まれ。翻訳者

安西祐一郎[アンザイユウイチロウ]
1946年生まれ。独立行政法人日本学術振興会理事長。慶應義塾大学名誉教授、慶應義塾学事顧問。慶應義塾大学理工学部長、学校法人慶應義塾塾長などを歴任した。専門は認知科学・情報科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆき

4
単に非言語が大切という流れではなくて、データを取って分析しているところ。 社会的ネットワークにつながっていくところがおもしろい2016/08/09

MasakiZACKY

4
無意識的な非言語情報を定量的に測って対人相互作用を予測しましょうという一冊。研究報告な感じで読書としては楽しめず。ただしその報告内容は充実。ここでいう「正直シグナル」は無意識的に表出してしまうコントロールできない非言語情報。それをソシオメーターを使って測り、交渉の結果や組織の動向や個人の役割などを予測する。精度もかなり高い。この研究のために何十万時間分にもわたる相互作用を収集し分析しているのだから凄い。技術の進歩も凄い。凄いのだけど、これを日常生活にどう応用するのかは難しそう。様々な問題が付きまとう。2013/08/15

まころん

3
繊細さんの参考文献シリーズ#1 前書きがいきなりよかったよ! ジンジャーロジャースのごとく全てのワルツを一緒に踊ってくれた編集者に(ただし後ろ向きでなく)てのにぐっときた あー原文のがおもしろいかな?2021/07/31

tkokon

3
【ほう!】これは面白い。私たちのコミュニケーションは、言葉の「内容」だけでなく、社会的なシグナル(影響力、模倣、活動レベルの上下、一貫性)も発している。コミュニケーションの受け手は、「内容」以上に、シグナルの影響を受けるのだ。ベンチャーキャピタリストがどのビジネスプランを採用するか、プレゼンの内容を一切無視して、話してのシグナルのみに着目すればほぼ完ぺきに予測できるのだ。それらのシグナルは、スマホみたいな携帯可能な装置(ソシオメーター)で簡単に測定できる時代なのだ。いろいろな可能性を感じる研究。 2013/10/25

siro

2
ソシオメーターの話?メールでの遠隔地のコミュニケーションは対面とは異なり、疎外感、押し付けられ感があるというのはそうなんだろうと思う。トータルコミュニケーションが多くても問題あるというのは意外ではあったが、負荷が高く生産性の面でも悪いというのは確かにその通りだと思う。2018/07/22

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