不平等について―経済学と統計が語る26の話

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不平等について―経済学と統計が語る26の話

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  • サイズ B6判/ページ数 195,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622076919
  • NDC分類 331.85
  • Cコード C1033

出版社内容情報

古代ローマからグローバリゼーション後まで、長年、世界銀行で不平等を計量してきた専門家がやさしく語る、方法論の基礎と世界の現状

内容説明

グローバリゼーションで世界は不平等になったのか?ローマ帝国の所得格差はどれ程なのか?数々の思い込みを数字で覆し、精確に理解するための必修知識。

目次

第1章 不平等な人々―国家内の個人の不平等(ロマンスと富;アンナ・カレーニナはアンナ・ヴロンスカヤになれたのか;史上最高のお金持ちは誰か ほか)
第2章 不平等な国々―世界の国家間の不平等(なぜ、マルクスは道を間違えたのか;今日の世界はいかに不平等か;「生まれ」は所得の決め手か ほか)
第3章 不平等な世界―世界の市民の不平等(あなたは世界の所得分布のどこにいるのか;世界に中間層は存在するか;アメリカ合衆国とEUの違いは何か ほか)

著者等紹介

ミラノヴィッチ,ブランコ[ミラノヴィッチ,ブランコ][Milanovic,Branko]
世界銀行の研究部門のリードエコノミスト、メリーランド大学教授。専門は所得分布、不平等の計測

村上彩[ムラカミアヤ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

24
2011年初出。核心的な問題は、どうやって不平等を測定すべきか、ということ(34頁)。今日の不平等は、19Cおよび20Cの大半の状況よりも、はるかに拡大。極めて不平等な世界。個人間の不平等が国籍で説明できてしまう(98頁)。ルーカス・パラドックス:貧国の富裕層が自分の お金と生命を心配して外国に投資しているから。グローバリゼーションに特有の現象という(102頁)。この逆説は初めて知った。原注によると、労働力についてもスキルある人は欧米に移住(ⅹⅵ頁5)。2015/07/21

うぉ

12
豊かさは8割方生まれる国によって決定される、らしい。2019/06/03

メルセ・ひすい

4
共産主義って?人民の総幸福のためなのではないの?それがなぜ公害垂れ流し?格差膨大!幹部の息子が留学フェラーリ!赤い中国で格差が膨大で不満が鬱積している。漢民族だけ優遇 共産党政府曰く…共産主義を目指しているとか? 過去の歴史にまで遡って考察する。★不平等な人々 不平等な国々 不平等な世界 グローバリゼーションで世界は不平等になったのか。ローマ帝国の所得格差は。数々の思い込みを数字で覆し、必修知識を提供。長年、世界銀行で不平等を計量してきた専門家がやさしく語る、方法論の基礎と世界の現状。2013/02/12

旅猫

3
切り口のユニークな「不平等」についての物語。2014/02/16

ジルルカ

2
著者によると、「貧困」に比べて語ることが敬遠されている「不平等」の問題について、経済学の視点から多角的に分析した本。第1章で「ひとつの国家内における個人の不平等」を、続く第2章で「国家と国家の間にある不平等」という2つの水準に分けて分析、最後にそれを第3章「世界の市民間のグローバルな不平等」として統合的に論じることで、前2者がどちらも極小化されなくてはいけない倫理的・功利的な理由が説明される。2018/12/22

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