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チョコレートの帝国

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  • サイズ B6判/ページ数 418,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622076865
  • NDC分類 588.34
  • Cコード C0022

出版社内容情報

チョコレート業界最大手「ハーシー」と「マーズ」の歴史を通して知られざるアメリカの姿を活写する企業・歴史ノンフィクションの傑作

内容説明

米国の二大製菓会社ハーシーとマーズ。創業者達の素顔や戦争とチョコレートの知られざる関係など、米大衆文化を象徴する菓子に秘められた壮大な物語を追う。

目次

チョコレート戦争
菓子会社は戦う
惑星マーズ
お口でとろけて
ミルキーウェイへ、そしてその先へ
キャンディマン
甘い夢
カカオ豆から板チョコへ
住所は「アメリカ、チョコレートタウン」でオーケー
ほろ苦さ〔ほか〕

著者等紹介

ブレナー,ジョエル・G.[ブレナー,ジョエルG.][Brenner,Jo¨el Glenn]
1989年ミズーリ大学コロンビア校卒業。同年から菓子産業の記事を書き始める。マーズ社の中の取材が許された最初で唯一のジャーナリストであり、『ワシントンポストマガジン』に掲載された彼女の特集記事は多くの賞を受けた

笙玲子[ショウレイコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

6
驚くほど面白かった。アメリカを代表するチョコレート会社、マーズとハーシー、二つの企業の歴史をたどりその戦略を明らかにしていく内容。ハーシーの創始者、ミルトンの理想と成功、挫折の物語はそのまま映画になりそうだし、マーズの経営者兄弟のストイックかつ極端な仕事ぶりも面白い。この二つの会社の歴史は、チョコレートという菓子そのものの進化の歴史であり、それは同時にアメリカの大衆文化の発展の物語でもあるのだ。そのあたりに興味ある人なら、ぜひ、厚さ(400頁)にめげずに読んでほしい。私は一気読みしました。2013/02/20

えっ

2
めちゃくちゃ面白かった!!ドラマティックな歴史がてんこ盛り。ミルトンハーシーとフォレストマーズを筆頭に映画や小説のキャラクターみたいな人物が沢山。 非常にしっかりした取材と出来る限り公平に書こうという真摯なスタンス、読ませる文章が素晴らしい。 詳細な注釈、作者の謝辞、訳者あとがきまで全部良かった。 今年読んだ本のベスト5に確実に入る。 Amazonプライムで本書の内容を軽〜くかいつまんで取り上げたドキュメンタリーがあるが、こちらも面白かった。2023/11/19

ユキ

2
ハーシーとマーズ、二つの対照的な大企業の歴史と争い。両者の性格が一貫して描かれているので読みやすい。ハーシーはユートピアを、マーズは帝国を求めた。そしてどちらも偉大な創始者を持ち、彼らが引退した後もその影響を受け続けている。特にETとのタイアップのエピソードが社風が現れていて面白い。とにかくたくさんのチョコレートが登場し、チョコレートが食べたくなる本。読んでいる間M&M'Sを6袋は消費した。一番好きなのはクリスピー。ハーシーのキスチョコも好き。好みはあれどチョコレートは全人類を魅了してやまない存在です。2013/03/15

茅野

1
ドラマ『ザ・フード』を観てアメリカのチョコレート企業に特に関心を持ったので。ドラマにも引けを取らない良書だった。分厚いが、面白いし章立てが細かいのでサクサク読める。ミルトン・ハーシーの夢見たユートピアは今でも大層魅力的だ。2022/04/16

cocolate

1
チョコレート戦争とはたしかに。実際に戦略物資でもある。2大企業の組織構造の変化やマーケティングの変遷など、知られざる世界を見ることができた。「チョコレートの真実」で読んだ知識が非常に理解の助けになった。2013/02/06

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