トクヴィルで考える

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トクヴィルで考える

  • 松本 礼二【著】
  • 価格 ¥3,960(本体¥3,600)
  • みすず書房(2011/12発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622076728
  • NDC分類 311.235
  • Cコード C1031

出版社内容情報

『アメリカのデモクラシー』読解を中心に、その生涯と研究史を追跡、現代に生きるトクヴィルの多面的な姿を描いた第一人者による論集

フランスの歴史家アレクシ・ド・トクヴィル(1805-59)への評価は高まるばかり。そこで、『アメリカのデモクラシー』の翻訳はじめ、トクヴィル研究第一人者として知られる著者のトクヴィル論をここに集成する。伝記的研究から重要著作の読解、多面にわたる現代的意味までを縦横に描く。

内容説明

21世紀にToquevilleは何を語りかけてくるか。『アメリカのデモクラシー』『アンシャン・レジームと革命』読解や研究史の分析から、生きた全体像を提示する。

目次

第1章 政治思想における古典の力―『アメリカのデモクラシー』の場合(古典としての『アメリカのデモクラシー』の読み方について;政府の経済性および政治腐敗について ほか)
第2章 革命とデモクラシーの間―『アンシャン・レジームと革命』へ(トクヴィルと革命の問題;自由主義と革命 ほか)
第3章 トクヴィルをアメリカで読む―一九八五‐一九八六(イェール大学トクヴィル文書について;二つのトクヴィル学会から ほか)
第4章 二一世紀に読むトクヴィル―二〇〇九‐二〇一一(トクヴィル研究四〇年;WHAT IS VIRTUOUS MATERIALISM? ほか)
第5章 トクヴィル生誕二〇〇年とデモクラシーの現在―国際シンポジウム「フランスとアメリカ、二つのデモクラシー?」

著者等紹介

松本礼二[マツモトレイジ]
1946年東京生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専攻は近代政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メルセ・ひすい

2
15-128 1831年七月革命直後、米国に渡り、革命と専制の間を揺れ動く仏と異なる、秩序あるデルクラシーの可能性をそこに見出した。といって、テモクラシーを理想化し、米国社会を手放しで礼賛したわけではない。米国政治の実態、政治家の資質について、彼の評価は概して辛辣である。与論の支配と思考の画一性にいち早く懸念を覚え、「多数の暴政」が異論を沈黙させる危険に警鐘を鳴らしている。21世紀に。「アメリカのデモクラシー」などの読解や研究史の分析から、生きた全体像を提示 正確なテキスト読解から現代の課題に挑む2012/01/05

コーラ

0
アメリカのデモクラシーの訳者による本。トクヴィルの様々な研究を知ることができた。2017/08/27

ぽんた

0
トクヴィルに関しての本。この本を読んで、今まで読んだことのなかったトクヴィルを読んでみたくなった。トクヴィルを読むにあたって読んでいると読みやすくなるのかも?2016/05/06

まぶたのあるいきもの

0
著者のトクヴィル関係の記事を集めた本。 まえがきで、「入門書でも概説書でもない」「相互に関連性はほとんどない」と書かれているように、入門書ではないです。 また相互の関連性がないと言われているように、全体の統一性はないです。 この本の問題は一つ一つの章の内容と言うよりも、誰を対象にした本かわからないことにあると思います。 著者のトクヴィル関係の著作を集めたものであって、どのような読者を対象としているのか不明確です。 本当にただまとめただけの、やっつけ感が漂っている本です。2012/01/26

takashi1982

0
岩波文庫版『アメリカのデモクラシー』翻訳も手掛けた著者はトクヴィル研究の第一人者だろう。体系的に論述しているとは言い難いトクヴィルが、あたかも極めて整然と、その意味するところを述べているかのように感じる。それは著者の長年にわたる研究の蓄積ゆえに可能となるのだろう(続く)2012/07/10

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