被災地を歩きながら考えたこと

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被災地を歩きながら考えたこと

  • 五十嵐 太郎【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • みすず書房(2011/11発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622076520
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0052

出版社内容情報

「復興」はいかにあるべきか? 建築家はいかに介在すべきなのか? 震災発生から半年間の推移と展望を綴った渾身のルポルタージュ。

内容説明

はたして工学で街は救えたか?復興はいかにあるべきか?建築家はどう介在すべきなのか?震災後半年間の推移と展望をつづった渾身のルポルタージュ。

目次

1 破壊
2 文化
3 記憶
4 構築
5 情報
6 萌芽

著者等紹介

五十嵐太郎[イガラシタロウ]
1967年パリ生まれ。1992年、東京大学工学系大学院建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。東北大学教授。せんだいスクール・オブ・デザイン教員、慶応大学非常勤講師。建築史・建築批評。第11回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展(2008年)日本館展示コミッショナー、あいちトリエンナーレ2013芸術監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

3
写真多数。ページをめくればめくるほど、原発収束宣言が虚しいことが、嘘であることがわかる気がする。ただでさえ、東北地方の人たちは貧しい方や有効求人倍率の低い地域が多かったと思う。それに加えて、津波被害でいのちを失ってしまったのだ。踏んだり蹴ったりで、こころの復興、生活の復興が問われるところである。「福幸」を取り戻したい。建築家だから、原発のデザインが悪いと書いてある(129ページ)。デザインもだが、存在自体が悪いと思うが、危険なものを田舎に押し付けて田舎を踏み台にして豊かな暮らしをしてきた都市の反省が要る。2012/11/14

2n2n

1
帯や裏表紙の「はたして工学で街は救えたか?」という文句に惹かれて購入したのだが、読んでみても、工学に関する考察はほとんど無いので、その点では期待外れだった。ただ、「被災地はどういう状況か」、「3.11以降、日本の建築家は何を考え、どう動いたか」、「倒壊した建築の保存について」など、建築史家・批評家である著者、五十嵐太郎らしい話は満載で、このあたりの話は興味深く読めた。倒壊ビルの保存については、「一般市民から批判的な意見もあること」および「それでも保存を強く推す理由」にも触れられているのが好印象。2012/01/05

rimi_o

0
読了。タイトルの通りの内容で、なおかつ過去・現在・未来といった視点で語られる著者の思考の端々は興味深い。けれど、均一化された開発によって都市部と地方との差異が小さくなり、また差異を小さくしようとする取り組みが進んでいるように思えるが、地域ごとに主要産業の違いや歴史風土といった民俗的な差異は絶対的にあるはずで、均一化できないそれらは震災によって大きな打撃を受けている現実がある。そういった地域ごとの個別性を建築はどう扱ってきたのか、またこれからどう扱っていくのかといった視点の語りも知りたかった。2016/07/26

ネネムム

0
建築家から見た震災、「建築家の敗北」という言葉から、津波がいかに衝撃的な力だったかを感じられる。2014/10/16

kgbu

0
災害と建築という本来密接な関係があって不思議でない立場からのストレートなレポート。自分にとってはやや意外な展開だったが、災害の巨大さが、通り一遍の「正解」ではなくて、その人なりの取り組みを要求しているのだなと感じた。でも、自分なりの取り組みはまだ見いだせていない。2013/12/17

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