内容説明
オットー・ディックス、エミール・ノルデ、グロッス、ヌスバウム…世界戦争が人間たちを引き裂いた20世紀という時代そのものを描きとった、画家たちとの心の対話。
目次
扉を押し開くもの―「トマス」の不信をめぐって
統一ドイツ美術紀行
汝の目を信じよ!―オットー・ディックスとその時代
誰がフェリックス・ヌスバウスムを憶えているのか?―発見/再発見される「証言としての芸術」
虐殺とアート―記憶の闘いの現在
より徹底的に見つめ、より熾烈に創造せよ!韓国版序文
付録 苦悩の遠近法―いま、ゴッホを語る
著者等紹介
徐京植[ソキョンシク]
1951年京都市に生まれる。早稲田大学第一文学部(フランス文学専攻)卒業。現在東京経済大学現代法学部教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。