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内容説明
主権という古い幽霊が信用を喪失しているとき、政治に何が起きているのか。「ならず者」の名を導きの糸に、来たるべき民主主義の思考を展開する、デリダ、晩年の主著。
目次
強者の理性(ならず者国家はあるか?)(自由な車輪;放縦と自由―悪知恵に長けた=車裂きにされた者;民主制の他者、代わるがわる―代替と交代;支配と計量;自由、平等、兄弟愛、あるいは、いかに標語化せざるべきか;私が後を追う、私がそれであるならず者;神よ、何を言ってはならないのでしょう?来たるべきいかなる言語で?;最後の/最低のならず者国家―「来たるべき民主主義、二回回して開く;ならず者国家、より多く/もはやなく;発送)
来たるべき啓蒙の「世界」(例外、計算、主権)(目的論と建築術―出来事の中性化;到来すること―国家の(そして戦争および世界戦争の)諸々の終焉に)
著者等紹介
デリダ,ジャック[デリダ,ジャック][Derrida,Jacques]
1930年アルジェに生まれる。20世紀後半を代表する思想家。現象学の再検討から出発し、ニーチェやハイデガーの哲学を批判的に発展させる。脱構築、差延、散種、グラマトロジーなどの概念を作り出し、ポスト構造主義を代表する哲学者と目された。1984年から19年間、社会科学高等研究院でセミナーを実践。同時代の諸問題を西洋哲学の根本問題とともに鋭利かつ重層的に論じ、晩年は「来たるべき民主主義」の思考を練成させる。2004年死去
鵜飼哲[ウカイサトシ]
1955年東京都に生まれる。京都大学大学院文学研究科卒業。フランス文学・思想専攻。現在、一橋大学大学院言語社会研究科教授
高橋哲哉[タカハシテツヤ]
1956年福島県に生まれる。1983年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。哲学専攻。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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YY
メルセ・ひすい
アレ
メルセ・ひすい
磁石