小さな建築

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  • サイズ A5判/ページ数 299p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622073475
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0052

内容説明

学校も、住宅も、オフィスビルも、四角い箱でなくてもいい、子どもたちにはやわらかい部屋を、おばあちゃんには土壁の住まいを。人々の暮らしに応じてつくられた空間はおのずと有機的な形をもち、私たちに親密に語りかける。「象設計集団」の創設メンバーとして、住宅、小学校、公民館、老人ホーム、遊歩道、温泉施設、美術館など、地域に根ざした多様な空間を生み出しつづける著者が、共同性の思想とみずからの建築設計のプロセスをはじめて語る。人も風も光も木も鳥もともに呼び込む、よろこびあふれる建築論。

目次

「小さな建築」とは
第1章 子どもたちへのプレゼント
第2章 老いと住まい
第3章 公共建築は誰のために
第4章 育った家のこと
第5章 建築家への道のり
第6章 協働設計は楽しい
第7章 街にひらかれた家
第8章 建築のよろこび

著者等紹介

富田玲子[トミタレイコ]
1938年東京都に生まれる。1961年東京大学工学部建築学科卒業。同大学院丹下健三研究室にて修士課程修了。1963~1971年吉阪隆正が主宰するU研究室に所属。1971年樋口裕康、大竹康市らと象設計集団を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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^o^っpe

1
富田さんの言う「小さな建築」とは、五感が、その中でのびのび働く、心身にフィットし、孤立感や不安を感じさせない建築。どれも風と光を感じ、心地よく大きく息をして季節を楽しめるものばかり。用賀プロムナードをそぞろ歩き、体感したくなった^o^2015/10/27

morita miki

0
建築への氏の考え方を辿る本。建築の説明に具体的な条件をならべると、情緒的になるけど感情的にならない。わたしもがんばろう!と思えた一冊 2017/12/02

Nako

0
学校は暮らしの場 のみ2015/07/23

インテリ金ちゃん

0
高層ビルでの居住より、地に足の着いた住宅生活がよいのはもっとも!2014/12/06

Fumiaki Kobayashi

0
とても心地良い文章と建築に対する力強い信念を感じる良い本でした。象設計集団興味深いです。2014/11/22

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