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アキノシジュウソウ
lettres 秋の四重奏 原書名:QUARTET IN AUTUMN(Pym,Barbara)
ピム,バーバラ【著】〈Pym,Barbara〉 小野寺 健【訳】
242p / 20×14cm ポイント: 28 pt ?ポイントについて
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(2009/10/19〜2009/12/06) (※公式サイトへリンクします)
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ロンドン、全員ひとり暮らしの男女が四人。
共に、同じ会社に勤め、定年間近の年齢である。
まず女性二人が退職する。
そのうち、マーシャがやがて亡くなり、レティは老後の生活になんとか順応しようと努める。
男たち、エドウィンとノーマンはまだ勤めているが、まもなく会社を去ることになるだろう。
こうした四人の平凡な日常風景―職場のやりとりや昼食、互いのささやかな思いやりやすれ違い、ヴァカンスやクリスマスの計画、遺産相続などが淡々と描かれるだけで、何であれ、劇的な事件には発展しない。
マーシャの死さえも日常生活の中の一齣にすぎない。
これら凡庸な四人のありふれた「老い」が、この味わい深い上質のユーモアに満ちた「コメディ」の核心をなしている。
われわれはここで、静かに奏でられた、ふつうの現代人の、孤独な「生と死」の意味あるいは無意味に向き合うことになる。
温厚かつ辛辣な作風によって、「現代のオースティン」という声価を得た英国作家の代表作。
ピム,バーバラ[ピム,バーバラ][Pym,Barbara]
1913‐80。英国シュロプシャに生まれる。オクスフォード大学在学中に第一作『なついた羚羊』を執筆(50年刊行)。海外での軍の仕事の後、母親の看護のため故郷に帰る。母の死後、ロンドンの国際アフリカ研究所に勤務しながら、小説を発表。61年までに6作を発表し、“20世紀のオースティン”という声価を得たが、以後文壇から姿を消す。しかし77年、TLSのアンケートで過小評価とされたのをきっかけにカムバックを果たし、没後その文学的評価はいよいよ高い
小野寺健[オノデラタケシ]
1931年横浜に生まれる。1955年東京大学文学部英文科卒業、1957年同大学大学院修士課程修了。現在日本大学教授、文化学院講師、横浜市立大学名誉教授。英文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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