持続可能な発展の経済学

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  • サイズ A5判/ページ数 334,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622071747
  • NDC分類 331
  • Cコード C0033

内容説明

現行の経済体系のどこに持続不可能な論理が働いているのか?持続可能な社会を考えるとき、デイリーの経済思想を今後避けては流れないだろう。本書はその要点を凝縮した待望のデイリー入門書。

目次

持続可能な発展に関する現代思想の様相
1 経済理論と持続可能な発展
2 政策の運用と持続可能な発展
3 国民勘定と持続可能な発展
4 人口と持続可能な発展
5 国際貿易と持続可能な発展
6 持続可能な発展の経済学における二人の先駆者
7 倫理、宗教と持続可能な発展

著者等紹介

デイリー,ハーマン・E.[デイリー,ハーマンE.][Daly,Herman E.]
ヴァンダービルト大学で博士号を取得。ルイジアナ州立大学教授として20年以上経済学の教鞭をとり、その間セアラ大学(ブラジル)、イェール大学、オーストラリア国立大学などでも客員教授や講師を務めた。1988年から1994年には、環境部門シニアエコノミストとして世界銀行に所属。現・メリーランド大学教授。スウェーデン王立科学アカデミーのベイエ生態経済学国際研究所およびワールド・ウォッチ研究所の理事会員。国際エコロジー経済学会の創設者の一人であり、その学会誌であるJournal of Ecological Economics誌の編集委員を務めている。資源・環境の利用と経済的発展、人口問題などに関する100を超える論文がある。ジョン・B.コブ・ジュニアとの共著であるFor the Common Good(1989;1994)は1991年のGrawemeyer Award for Ideas for Improving World Orderを受賞。1996年にはスウェーデンのもう一つのノーベル賞ともいわれるHonorary Right Livelihood Awardを受賞している

新田功[ニッタイサオ]
明治大学政治経済学部教授。1952年生まれ。専門は統計学、経済統計学。現在は、生活の質の数量化に関する研究に取り組んでいる。環境研究はその一環。専門社会調査士

藏本忍[クラモトシノブ]
明治大学政治経済学部助教授。1948年生まれ。専門は19世紀ドイツ経済史(特に鉄道建設、関税同盟)

大森正之[オオモリマサユキ]
明治大学政治経済学部助教授。1957年生まれ。専門は環境経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

120
日本もアメリカ経済に近くなってきて常に経済成長を求め続けるような感じです。ですから実体のないアベノミクスなどということが出てくるのでしょう。2%のインフレターゲットも失敗して金融政策の金利だけで今度はいこうとしている日銀もというか黒田総裁も哀れです。この本を読むと経済成長に再考を促しているというか、定常経済への回帰を図るべきだということをいっています。人口減となり、昔のような金額のかさむヒット新商品が出なくなっていて、一番金を持っている65歳以上の割合も増えてということであればこのような考え方も頷けます。2016/10/08

yasu7777

3
★★★☆☆ この本の良さは今ひとつ理解できませんでした。まだ自分に足りないところがあるのでしょう。2016/05/04

kosukenouchi

2
英語の原著を読みました。経済学の初学者でも十分理解できるくらい、論理は明晰です。環境と名のつく学問は、とかく理性に欠けるといった扱いを受けがちですが、新古典派を一度学んだ人でもなるほどなと思わされるほど、説得力のある主張が展開されています。前半では基本的立場などの主張の土台、後半に既存の理論を取り込みつつ政策へと議論を移していきます。特に彼の政策に対する考察は一読の価値ありかと思います。2014/07/18

2
何をもって「持続可能」とするのか。環境にまつわる言説の多さと比して、ないがしろにされ過ぎている。 本書は、分かり易く且つ明快に、一つの方向性を示してくれる。 細かな数式は一切なし。活字慣れをしている方なら、超基礎的な経済知識と高校レベルの科学的思考力さえあれば十分読める本なのに、内容充実。お勧めです。 環境問題に少しでも興味があるならば、資源消費規模、人口、貿易に関するデイリーの主張は、意見として押さえておきたい所だと思います。2012/10/29

Yasuaki Miyamoto

2
「持続可能な発展」はありえても、もう「持続可能な成長」はありえない。人間の経済活動が、その基盤となる地球環境の中で大きくなりすぎたから。経済学として考えた場合でも、それがきちんと説明できるのが分かりました。これからの経済活動を、個人として、そして企業人として、どうしていくことができるのか、考え続けたい。2012/01/27

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