出版社内容情報
第2巻〈実践の論理〉は、前巻の理論編に対するいわば応用編。認識論的な〈錯認〉〈否認〉を回避し、由来するメカニズムを含めて社会的事象を抽出しようとする社会学的実証の到達点を示している。『ディスタンクシオン』と並ぶブルデュの主著。 1990年初版 全2巻
内容説明
アルカイックな社会の日常生活における「実践」を記述。概念による照明で、新たな「意味」が浮かび上がる。
目次
第2部 実践の論理(土地と結婚戦略;親族の社会的用法;アナロジーの悪魔;家または転倒した世界)
著者等紹介
ブルデュ,ピエール[ブルデュ,ピエール][Bourdieu,Pierre]
1930年フランスのダンガンに生まれる。1951‐54年高等師範学校に学び、哲学の教授資格を取得。1958‐60年アルジェ大学、1960‐61年パリ大学、1961‐64年リール大学で、助手・講師を勤め、1964年社会科学高等研究院教授、1981年コレージュ・ド・フランス教授に就任。ヨーロッパ社会学センターを主宰する。2002年歿
今村仁司[イマムラヒトシ]
1942年岐阜県に生まれる。1970年京都大学経済学部大学院博士課程修了。元東京経済大学教授。2007年歿
福井憲彦[フクイノリヒコ]
1946年東京に生まれる。1973年東京大学大学院博士課程修了。現在、学習院大学教授
塚原史[ツカハラフミ]
1949年東京に生まれる。1979年早稲田大学大学院博士課程修了。現在、早稲田大学教授
港道隆[ミナトミチタカシ]
1953年北海道に生まれる。1981年東京外国語大学大学院修士課程修了。1987年パリ第一大学博士課程修了。現在、甲南大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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