出版社内容情報
社会学者ブルデュは、社会構造のなかの人間の実践=日常的・慣習的行動を解明、さらに科学的・理論的実践について考察する。日常行動が新しい意味を帯び、新たな構造を形成する画期的業績。
ブルデュの壮大な意図=広大な人間の実践領域を把握する理論の構築、について論じる主著、第1巻〈理論理性批判〉では、レヴィ=ストロースの構造主義的客観主義とサルトルの現象学的主観主義を批判しつつ、同時にその真実を包摂しうる理論を展開する。 1988年初版
内容説明
「慣習的行動=実践」の意味を究明し、社会諸科学の基礎を構築する。現象学と構造主義を包摂する記念碑的業績。
目次
第1部 理論理性批判(客観化を客観化する;主観主義の想像的人類学;構造、ハビトゥス、実践;信念と身体;実践の論理;時間の働き;象徴資本;支配の様式;主観的なものの客観性)
著者等紹介
ブルデュ,ピエール[ブルデュ,ピエール][Bourdieu,Pierre]
1930年フランスのダンガンに生まれる。1951‐54年高等師範学校に学び、哲学の教授資格を取得。1958‐60年アルジェ大学、1960‐61年パリ大学、1961‐64年リール大学で、助手・講師を勤め、1964年社会科学高等研究院教授、1981年コレージュ・ド・フランス教授に就任。ヨーロッパ社会学センターを主宰する。2002年歿
今村仁司[イマムラヒトシ]
1942年岐阜県に生まれる。1970年京都大学経済学部大学院博士課程修了。元東京経済大学教授。2007年歿
港道隆[ミナトミチタカシ]
1953年北海道に生まれる。1981年東京外国語大学大学院修士課程修了。1987年パリ第一大学博士課程修了。現在、甲南大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やまやま
まつゆう
SQT
ハチアカデミー
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