若きパルク/魅惑

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  • サイズ A4判/ページ数 311p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784622047001
  • NDC分類 951
  • Cコード C0098

出版社内容情報

20世紀を代表する知性の金字塔をなす詩作品のみごとな新訳。所収の解説群は研究の到達点を示す。



訳者:
中井久夫(なかい・ひさお)
1934年奈良県に生れる。京都大学医学部卒業。現在 甲南大学文学部人間科学科教授。著書『中井久夫著作集――精神医学の経験』全6巻別巻2(岩崎学術出版社、1984-91)『最終講義――分裂病私見』(みすず書房、1998)ほか多数。訳書にエレンベルガー『無意識の発見』上下(共訳、弘文堂、1980)のほか、みすず書房からはサリヴァン『現代精神医学の概念』『精神医学の臨床研究』『精神医学的面接』『精神医学は対人関係論である』『分裂病は人間的過程である』、ハーマン『心的外傷と回復』、バリント『一次愛と精神分析技法』、さらに『現代ギリシャ詩選』『カヴァフィス全詩集』『リッツォス詩集 括弧』、ヴァレリー『若きパルク/魅惑』などが刊行されている。最近作にはヤング『PTSDの医療人類学』(共訳)『エランベルジェ著作集』(全3巻)がある。

内容説明

過ぎ行く一筋の風ならで誰が泣くのか、いやはての金剛石と共に独りある、この一刻に。…だが誰が泣くのか、その泣く時にかくもわが身に近く。20世紀の金字塔の画期的訳業。