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セイシンイガクハタイジンカンケイロンデアル
精神医学は対人関係論である 原書名:THE INTERPERSONAL THEORY OF PSYCHIATRY(Sullivan,Harry Stack)
サリヴァン,ハリー・スタック〈Sullivan,Harry Stack〉【著】 中井 久夫 宮崎 隆吉 高木 敬三 鑪 幹八郎【共訳】
459,47p / 21cm / A5
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本書は、サリヴァンの代表的遺著であり、『現代精神医学の概念』とともにもっともよく読まれ、引き合いに出されることの多い書である。
精神障害を病む患者の多くは、過去や現在の対人関係に苦しんでいる。
わが国でも、対人関係の「気づかれ」が病因になることは、周知であろう。
サリヴァンは、人間の複雑な動態や病因を、実験や薬物ではなく、対人関係を基礎に把えようとする。
本書では、幼児期を中心に児童期、青春期など人間の各発達段階における対人関係の重要性が説かれ、母親役や仲間、社会との歪んだ関係がいかに病因になりうるかが、懇切に示される。
第1部 導入概念(発達論的接近法の意義;定義集;いくつかの要請)
第2部 発達の諸段階(幼児期―その始まり;幼児期―力動態勢という概念;幼児期、その対人の場;個人としての幼児;学習とは体験の編成である;『自己組織』の萌芽;幼児期から小児期への移行―学習としての言語獲得;小児期;悪意、憎悪、孤立化技術;小児期から児童期へ;児童期;前青春期;青春期初期;青春期後期)
第3章 不適切不充分な対人関係のパターン(早期に発現する精神障害―分裂病質と分裂病;睡眠、夢、神話;晩期に発現する精神障害―妄想症的なものと類妄想症的なもの)
第4部 諸人民の精神医学をめざして(諸人民の精神医学をめざして)
サリヴァン,H.S.[サリヴァン,H.S.][Sullivan,Harry Stack]
1892‐1949。1892年アメリカのニューヨーク州中央部に、アイルランド系移民の子として生れる。1917年シカゴ医学校を卒業、軍医を経て1923年頃から1930年にわたりシェパード・アンド・イノック・プラット病院に勤務。入院中の分裂病患者に対するインテンシヴな精神療法的接近を試みた。1930年代にはニューヨークで開業医として強迫神経症の治療にあたり、38年に発刊された「サイカイアトリー」の主筆となる。社会科学との交流、政治精神医学という新しい領域への活動を行ったが、1949年国際会議に出席のためパリに滞在中客死した
中井久夫[ナカイヒサオ]
1934年奈良県に生れる。京都大学医学部卒業。現在甲南大学文学部人間科学科教授
宮崎隆吉[ミヤザキリュウキチ]
1947年高知県中村市に生れる。1972年神戸大学医学部卒業。現在医療法人社団宮崎クリニック理事長
高木敬三[タカギケイゾウ]
1952年広島県広島市に生れる。1979年神戸大学医学部卒業。現在高木クリニック院長
鑪幹八郎[タタラミキハチロウ]
1934年熊本県に生れる。1962年京都大学大学院博士課程修了。教育学博士。現在京都文教大学教授
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