鶴見良行著作集〈11〉フィールドノート(1)

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鶴見良行著作集〈11〉フィールドノート(1)

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  • サイズ A5判/ページ数 390p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622038214
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C1336

出版社内容情報

<歩くひと>鶴見良行は、東南アジアの島々を隅々まで旅しながら、緻密で詳細な取材ノートを綴り続けていた。日記形式でありながら、「写真やスケッチのはいった、手堅い芸術品のような作品」(鎌田慧氏の言葉)として、丁寧に記録された、そのフィールドノート(全2冊)の全貌が、いよいよ明らかになる日が来た。

まず刊行される本巻では、ミンダナオ、スラウェシ、アル諸島などを、あるいは一人で、あるいは村井吉敬氏ら仲間たちとゆるやかに旅する日々が、ビビッドに描かれる。一読止められぬ、まさに必読の一書である。

鶴見良行(つるみ・よしゆき)
1926年、米国カリフォルニア州ロスアンゼルスで生まれる。外交官の父の仕事にともない、ワシントン、東京、ポートランド、ハルビンを転々とする。水戸で高校時代を送る。23歳で「思想の科学」誌の編集に関わり、1965年39歳のとき「ベトナムに平和を! 市民連合」発足に関わる。台湾、香港、ヴェトナム、ヨーロッパを旅行。初めてのアジア行。以降、頻繁にアジアを旅行し、また継続的に著作を発表。85年60歳、周防大島、北海道、神戸、九州でエビ、ナマコの調査。94年、69歳の年にココス島を三度にわたって調査。『ココス島奇譚』執筆中に急逝。

編集・森本孝(水産大学校助教授)
解説・内海愛子(恵泉女学園教授)

全12巻・既刊8回配本まで

内容説明

歩いた。見た。聞いた。“稀有な旅人”が精力的かつ綿密に歩き、綴った踏査行全記録、ついに刊行。本巻はミンダナオからスラウェシ、アル諸島に至る、80年代半ばまでのノートを一挙に収める。踏査行全記録。

目次

1 ミンダナオの旅―ムスリムの島嶼を行く・1982年9‐10月
2 バリ、ジャワ島の旅―貧しき漁村、ロビナの夕暮れ・1983年5‐6月
3 サバ、スラウェシ、テルナテの旅―マングローブの森、焼畑の谷、要塞の島・1983年7‐9月
4 スラウェシ、カリマンタンの旅―鍛冶屋の島、魚田の海、浜造船の村・1984年7‐8月
5 アンボン、アル諸島の旅―真珠貝の海、日本人の足跡・1986年3‐4月

著者等紹介

鶴見良行[ツルミヨシユキ]
みすず書房編集部
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。