狂気と家族

狂気と家族

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  • サイズ B6判/ページ数 362p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622023449
  • NDC分類 493.76

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

るうるう

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たいへん驚いた。”分裂病”患者とその家族から話を聞き、会話を記録したものだが、11例のすべてにおいて、患者本人より両親の語る言葉の方がずっとイカレていた。片親だけがおかしいのではなく、やはり両方ともおかしいのだ。また、患者以外の家族が親と結託している。患者は彼らの共同謀議に翻弄され、自分を失い、ゆるやかに狂う。患者自身の言葉は時にまともになるが、親の洗脳(あなたはこう感じているのよ、等)にからみとられているため、安定しない。これらの例において、分裂病は家族によって”つくられた病い”だと思う。2015/05/15

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