出版社内容情報
-クレペリン《精神医学》5-
迫りくる〈老い〉とどう折り合うか。この深刻な問題に対する本巻の現代的意味は大きい。「老年性精神疾患」「麻痺性痴呆」とを訳出・収録。進行麻痺の病的過程、および初老期の抑うつ、動脈硬化性精神病、老人性痴呆についての諸研究。
内容説明
この巻は進行麻痺と、老年性精神病である。今日前者はいわゆる先進国では殆ど見られなくなったが、原因、症状、経過、転帰、診断、治療まで、これほど判明した精神病は他にないので、精神病の分類と処置法の典型となり、精神病の分類の科学的方法の基礎となったものであり、クレペリンの創り出した早発性痴呆、躁うつ病もこれを手本にして作られたものである。
目次
麻痺性痴呆
老年性精神病と初老期精神病(初老期精神病;動脈硬化性精神病;老年性痴呆)
感想・レビュー
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- 和書
- タンパク質ハンドブック