海山かけて

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  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622010845
  • NDC分類 914.6

出版社内容情報

70年の年輪の深みを示すエッセー71篇を収録。純潔柔軟な感性と深い洞察が円熟の文を成している。

内容説明

文学が記号へ、文化が情報へと解体還元されてゆく現代の流行を著者は認めない。文化の醇熟の姿、人間の理解力・洞察力・批判力の作動する具体の形を見事に示す。『海山かけて』は信濃毎日新聞に毎週1回,1年にわたって連載された800字のエッセイ60篇である。かつて著者が《日ごろいとふわが住む町に潮の香の ただよふ春のゆふまぐれかな》と詠んだ海辺の町・横浜に住む著者の、山国の信州にとどける便りであった。

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