死と歴史 - 西欧中世から現代へ

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  • サイズ B6判/ページ数 285,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622004479
  • NDC分類 230.4
  • Cコード C1010

出版社内容情報

大著『死を前にした人間』の構想と、研究の道程を明らかにし、現代と未来の <死> を省察する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

午後

2
必読書2023/09/30

フリウリ

1
例えば、西欧において「死に際して許容される悲しみの表現」は、13世紀までは激情爆発、その後18世紀までは儀礼化して抑制的、19世紀にロマン主義的な悲嘆による高揚があり、20世紀はまた抑制に戻る、という。ジョンズ・ホプキンス大学での連続講演「死を前にしての態度」では、「飼いならされた死」の状態(人間と死が親しい状態)から、「己の死」「汝の死」が見出され、やがて「タブー視される死」へと至る西欧における死の受容の変遷が、明快に述べられている。西欧とアジアの文化の違いは差し引いても、教えられることは多い。72022/12/10

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