出版社内容情報
各地の食文化や歴史とともに、おやつ・お茶請け・非常食と、さまざまな食べられ方で親しまれてきた「こなもの」を一挙紹介。
内容説明
B級グルメが賑わう今日、「こなもの」の焼きそば、餃子、お好み焼きなどが地域の活性化に一役買うようになっている。「こなもの食品」は、古くから私たちの食生活を助ける、栄養上非常に大切な食品であり、また生活を楽しませる多様な使い方が考えられていた。各地で花開くそば・うどん、まんじゅうなどの「こなもの」文化を紹介。
目次
第1部 概説(日本人と穀類およびその加工品の歴史;伝統食品としてのこなもの;こなもの原料としての「デンプン」;行事と粉食文化;うどん(饂飩)類
そば
和菓子類)
第2部 都道府県別こなもの食文化とその特徴
付録1 B級グルメとこなもの食品
付録2 全国ご当地お好み焼きめぐりリスト
付録3 こなものを原料とした伝統的加工食品の分類
付録4 日本のめんマップ
付録5 郷土の小麦菓子マップ
著者等紹介
成瀬宇平[ナルセウヘイ]
鎌倉女子大学名誉教授、医学博士(食品学専攻)。日本テレビ「3分クッキング」、テレビ朝日「今どきごはん」などの元アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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